他部署に異動した際にしてはいけない事5選
会社に勤めていると、他部署へ異動する事があります。
環境に馴染めるのか、周りの人の関係性もわからず、自分がどのように貢献できるのかも不安ですよね。
今回は、他部署に異動した際にしてはいけない事を5つお伝えします。。
また、異動によるメリットについても紹介していきましょう。
異動した際にしてはいけないこと
キーマンだけと関係性を構築する
1つ目は、「キーマンだけと関係性を構築する」です。
よく、対お客様や取引先と、「キーマンを発見し押さえよ!」というアドバイスをする人がいますが、他部署へ異動した際に最初からキーマン狙いで関係性を構築するのはオススメできません。
キーマンが誰かはその他部署のメンバーであれば大抵の人が知っています。
その中であなたがそのキーマンとの関係性を築こうとしているのが目に見えたら、気分は良くないですよね。
自分は値踏みされた上で外された人なのか
と感じてしまいます。
キーマンを抑えるのは非常に重要なことですが、他部署に配属された直後にするには早すぎます。
まずはじっくりと直接的に仕事で絡む人から関係性を築いていきましょう。
他部署から受け入れた方の部署の人達も、どれくらい優秀なのか、自分を脅かす存在なのかなど、とっても気にしているからね。
前の部署の長所や成果を自慢する
2つ目は、「前の部署の長所や成果を自慢する」です。
他部署に異動した後、自分の居場所を作る為に
「俺はこんな凄いことをしてきたんだ」
「前の部署はこんな良い取り組みをしていた」
などと、アピールをする人がいますが、完全に逆効果です。
周囲からの警戒心を解くことができません。
ただし、まったく前の部署の事を伝えないのも良くありません。
最初は「○○の運用って前の部署ではどうでした?」など、そういった質問をされた時に回答する程度が良いです。
そういう人が来ると、裏で「ドヤってるねぇ」って噂話をするよ
性格の悪い古参!
部内ルールや風土を無視した行動
3つ目は、「部内ルールや風土を無視した行動」です。
これも協調性に関するNG行動です。
部内ルールや風土はすべてが正しいとは言えませんが、早く馴染んでチームの一員として認められる前にしてはいけません。
一見手間に思えることも、背景や経緯を知ると意味がある可能性もあります
改善提案はもちろんしていくべきですが、まずはルールや風土に従った上で一定の成果を出したあとにしていきましょう。
かといって、いつまで経っても改善提案のひとつも言わない人は、完全に舐められるけどね。
タイミング難しいですよね。
過剰に適応する
4つ目は、「過剰に適応する」です。
今までのポイントと相反するようですが、他部署への異動で会社があなたに期待していることの一つとして、
移動先部署に知恵や文化の違いを通して刺激を与える
というものがあります。
これを与えられない人は、その部署の人からすると上手く馴染んでいて、「私たちを無理やり変えようとしない存在。」として安パイ扱いされるかもしれません。
しかし、会社側から求められていることに反するということを理解しておきましょう。
すべてに対して意見を口に出さなくても、異動先の部署の改善ポイントを記録しておくことは少なくともしておき、非公式の場で上位上司などに共有することはしておいた方が良いかもしれませんね。
これのバランスが実に難しいんだ。最初に刺激を与えた方がよい部署もあるからね。
ネガティブな思考と表現
5つ目は、「ネガティブな思考と表現」です。
異動は希望して移るパターンと、上からの指示で移るパターンが存在します。
前者では
「こんなはずじゃなかった」
「思っていた雰囲気や仕事と違った」
などというギャップが存在します。
そして後者では、
「前の部署の方が自分にあっている」
「異動先部署の仕事に魅力を感じない」
などというギャップが存在しますね。
それが相手に伝わってしまうと、あなたがいくら優秀でも信頼関係を結ぶことは出来ません。
あなたより優秀で無い人でも、あなたが不満を持っていること自体には気が付きます。
住めば都という言葉もありますが、置かれた環境を楽しめる力は非常に重要と言えます。
異動があなたにもたらすメリット
異動の直後にしてはいけないポイントを紹介しました。
これだけ読むと、異動がネガティブなものに感じる人もいるのではないでしょうか。
最後に、異動があなたにもたらすメリットについても最後に紹介していきます。
プチ転職の経験が出来る
特に大企業では、部署によって文化や風土、ルールが大きく違うことがあります。
そういった場に慣れ、結果を出すことは転職した際に経験できることを、低いリスクで体験することが出来るのです。
新しい仕事ややり方に触れ、強制的に成長が出来る
同じ場所に居続けることで得られるもの、気付くことができるものは少なからず存在します。
ですが、新しい仕事に触れることで半ば強制的に自己成長を促すことができることも確かです。
慣れるまで、必死にくらいついているまでは大きく成長するチャンスなのです。
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