会社の中で最も優秀になる為のたった一つのポイント
組織の中にいると、さまざまな競争に参加させられます。
出世競争はわかりやすいですが、ひとつの仕事やプロジェクトにおいても、どのポジションに誰を据えるか。
そういった細かい話でも競争原理が働いています。
アサインをする上層部の思考は人それぞれですが、今回はそんな中で秀でる為のたった一つのポイントについて紹介していきます。
最も優秀になる為のポイント
たった一つのポイントがあるとしたらそれは何だと思いますか。
強力なリーダーシップ?優れた技術力?コミュニケーション能力?色々と候補があると思いますが、どれも一番ではありません。
一番は、一言でいうと、
探究者になる。
ということに尽きるのです。
ツチノコを発見すればいいんだね。
怪しい探検家!
探究者とは何か
では、探究者とは何かを学んでいきましょう。
意味としては、
「ある物事の真理や本質、あるいは価値などを深く考え、追究する者を意味する表現」
というものです。
皆さん自身、そして周りの仕事っぷりをよくよく観察してみて下さい。
どういった意味を見い出して仕事をしていますか。
どういった価値を提供して仕事をしていますか。
実は多くの場合、多くの仕事に対し、漫然と取り組んでしまっていることが多いのです。
具体的な例を挙げていきましょう。
鴨川会長も、「漫然と日々を過ごすな!
毎日の積み重ねが、キサマらを弱くする。
四六時中ボクサーであることを自覚しろ
自分に足りないモノ、必要なモノを常に考えて行動せよ!!」
って言っているよね。
なかなか厳しい言葉ね。
まぁ僕はボクサーじゃないから、四六時中キミのことを…。
ハラスメントであることを自覚しろ!
プロジェクトを推進するマネジャーの場合
プロジェクトマネジャーの役割は、
目標に対するギャップをマネージし、あるべき姿に近づけること。
という定義があります。
それは、クオリティだったり、コストだったり、スケジュールだったり。
QCDという観点で語られることが多いですが、多くのマネジャーがこれを「管理」「監督」という意味に間違えて捉えて取り組んでいる場合が多いのです。
そして、一番陥りがちなのが、「目標は与えられるもの」と考えているケースです。
当然、会社から与えられた納期やコスト、品質を守ることも大切ですが、マネジャーの本当の存在意義はそこに留まらず、そのプロジェクト組織を使って何を成し遂げ、関わるメンバーをどのように育成するかにかかっています。
定量的な目標然り、それを最大限発揮する為の定性的な目標も、自らが立て、メンバーに立てさせることが重要になってきます。
ここで必要な探究者としての力が、
・定量、定性目標を設定し、させる力
・ギャップマネジメントで、真因を追求する力
・人を介して結果を出す時に成果を最大化する為に模索する力
あたりだと言えます。
仕事を与えられる立場の新人の場合
新人の仕事は、基本的には先輩や上司から与えられます。
役割としては、与えられた要求に確実に応えるというものですが、
プラスαを考えることをしないケースが多いのです。
例えば単純でつまらない仕事の一つとして、コピーを頼まれたとしましょう。
普通の新人であれば、頼まれた期限までに要求通りにこなすでしょう。
しかし、探究者である新人であれば、
頼まれたコピーの資料に目を通し、必要あれば自分の分もコピーし、内容をすべて頭の中にいれておくでしょう。
しかも、その上でその資料や内容に対しての自分の考えをしたためておきます。
ここで必要な探究者としての力は、
・与えられた仕事を通して自分の成長に繋げるアクションを生む力
・自身のレベルではわからない内容を正確に把握し解決する力
あたりだといえます。
探究者は本質を理解する
探究者は本質を理解します。
問題を解くだけでなく、なぜそういった答えになるのか、その問題の根幹の原理原則は何かを理解しようとします。
そこでありがちな間違いは、
問題に対するそこそこ精度の高い急所に過ぎないものを本質と勘違いする
ことです。
これは、本質という言葉を使った瞬間に陥る思考停止と言っても良いでしょう。
探究者は探究者を好む
優秀になる為のたった一つのポイントはいかがでしたでしょうか。
探究者といえば何かストイックなイメージがあるかと思いますが、今の延長線上にたった一つずつプラスアルファの行動をするだけでそれが実現できるかもしれません。
また、そういった探究者は同じような探究者を好みます。
ぜひ、周りの探究者と一緒に切磋琢磨してお互いを高めていきましょう。
まさにミックスアップだね。
わかる人にしかわからないたとえ。
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