女性脳を理解しないとこれからのリーダーは務まらない
妻のトリセツに学ぶ
男性リーダー諸君、女性脳について理解していますか?今回はメディアでも多く取り上げられ、ベストセラーの仲間入りをした「妻のトリセツ 著:黒川伊保子さん」で学んだことと、私の経験を織り交ぜた処世術を紹介していきます。
女性の会話の目的は共感
第一に紹介されているのが、女性の会話の目的について。彼女たちの会話は「共感する事」。共感のプレゼント交換によって、単に感情面の共有をするだけでなく、相手の体験を自分の知恵に変えるんだそうです。
なんかすごい特殊能力だな。。
普通でしょ。「そういえばこのケースって前にA子が…」とかって。。
確かに、女性メンバーと話す時、いきなりアドバイスをしたら相手があまりスッキリしていないことがあったなぁと思いあたるフシがありますね。。
言葉とは裏腹な本当の気持ち
夫と妻のケースではありますが、(セロミさんのセリフは「妻とトリセツ」から引用)
どうしてそうなの?
理由なんてきいていない。あなたの言動で、わたしは傷ついているの。
いやいや!!「どうして?」って聞いてるじゃん!逆じゃん!
だからー!そういうもんなんだって!!
無理ゲーだ…。
というような言葉とは裏腹な本当の気持ちもあるようです。
たしかに、「なんか最近困ったことある?」って聞いて「別に大丈夫です」って言われたけど本当は何かあったと後から知った事件もあったらしいですよ。私の友達の話ですけどね。。
これからのリーダーはより一層女性脳を理解する必要がある
あなたの仕事上の女性比率は最近増えていますでしょうか?厚生労働省の調査でも、働く人の増加については男性よりも女性の方が多くなってきているというデータは発表されています。
そして今後の働き方改革の施策によって、この比率はもっと上がっていくことになるでしょう。そうした場合に、男性社会でならしてきたリーダー像に変化が求められることは至極当然の流れですよね。
ですからやはり、一層女性脳を理解する必要があるのだと思います。
仕事なんだから男性も女性も関係ないのでは?という意見
仕事上だから、そしてそれ以前に「男性だから」「女性だから」という分け方で考えることはそれこそ性差についての偏見につながるのではないか?という意見があると思います。たしかにそれにも一理あると思います。ただ、そもそも人間一人一人が別々の人格を持っているのですから、その人に合わせた対応をするべきだと思いますし、リーダーは1人1人と向き合う時はそうあって欲しいですよね。
だったら、この本に描かれているものをヒントにしてリーダーが立ち振る舞うのは、アプローチの一つとしてやってみる価値があるのでしょう。
女性脳を理解しないとこんな失敗をする
女性脳を理解しないと、どんな失敗をするのでしょうか。
失敗例
先輩聞いて下さい!
お、どうした?
銀八先生ったらヒドイんですよ!私の髪型を見て、「なんか子供っぽくなった」って言ったんです。ホントひどい。
そ、それはひどいな。すぐ注意しておくよ!
そうじゃなくて…。
これはセロタイさんは男性脳ですから、クレームだと思って相手を注意することで解決を図ったんですね。これがまさに失敗です。では成功例をみてみましょう。
成功例
先輩聞いて下さい!
お、どうした?
銀八先生ったらヒドイんですよ!私の髪型を見て、「なんか子供っぽくなった」って言ったんです。ホントひどい。
そうなの?なんか子供っぽくなったって?
そうなんです。最近流行りのカットにしただけなのに。
やっぱりそうなんだ!最近流行っているんだねー!
そうそう。なかなかこのカットできる美容師さんいないんですよー。
へぇ!そんな美容師さんに切ってもらったんだ!いいじゃん!
なかなかやるわね…。
これからのリーダーは女性脳への理解が必要
どうでしたでしょうか。男性リーダーからしたら結構難易度は高いと思います。それでも、一人一人メンバーのパフォーマンスを上げる為に、リーダーは女性脳への理解も深めていきたいですね。
あらためて、この記事の参考にさせてもらった書籍は↓です。
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