揚げ足を取られないようにする方法(努力は必要篇)

思考と表現

揚げ足を取られないようにする方法(努力は必要篇)

揚げ足を取られて悔しい思いをしたことのある人は大勢いると思います。

なぜ揚げ足を取られるのか、揚げ足を取られないようにするにはどうすればよいかについて、今回は紹介したいと思います。

なお、本当に取られないようにする為の根本的な対処なので努力が必要です。

「揚げ足を取られないようにはしたいけど、努力はしたくないな。」

って人は、3秒で読み飛ばしていただいて構いません!

スポンサーリンク

なぜ揚げ足を取られるのか

まず、なぜ揚げ足を取られてしまうのかについて、

「相手」「自分」

両者の側面から理由を解説していきます。

なぜ相手はあなたの揚げ足を取るのか

相手が揚げ足を取る理由や背景は以下が考えられます。

1.相手より自分の立場を上にしたい

2.周りに自分の能力をひけらかしたい

3.まっとうな指摘が思いつかない

です。

相手より自分の立場を上にしたい

相手より自分の方が立場や能力が上だと誇示したい。という理由です。

自身の無さから来る反応と言っても良いですね。

上下関係にうるさい人に多いと言えます。立場が下だと感じていることの居心地が悪いんですね。

「矛盾をつける俺の方が上っしょ!」

と思っているんですね。

セロタイ

マウンティング界隈に多いよね、この手の人。

周りに自分の能力をひけらかしたい

会議や交渉の場で揚げ足を取る人に、このタイプが存在します。

相手がどうこうではなく、周りの人に自分の能力は高いんだとアピールしたいんですね。

本人は揚げ足取りという認識もなく、

「盲点や論理的矛盾を指摘できるオレ凄いっしょ!」

くらいに思っているパターンです。

セロタイ

実際には能力がない人が多いね

まっとうな指摘が思いつかない

「ザ・苦肉」という感じでしょうか。

通常の状態であれば的確な指示が出来ていたとしても、相手やそのケースにおいて、的確な指摘が思いつかないという場合があります。

「いや、本気出したら指摘自体は色々とあるし!」

みたいな可愛いパターンですね。

セロタイ

このパターンの人は可愛いから抱きしめよう!

なぜあなたは揚げ足を取られるのか

あなたが揚げ足を取られる理由や背景は以下が考えられます。

1.論理矛盾が酷い

2.標的にしやすい

3.嫌われている

です。

論理矛盾が酷い

一番目の理由はこれです。

揚げ足を取るつもりじゃなくても、どうしても論理矛盾が酷いと目についてしまいます。

結果的に揚げ足を取ってしまうパターンですね。

セロタイ

論理性に高低差があり過ぎると、イライラするんだよね。

標的にしやすい

これはキャラ損というやつですね。

いじられキャラとも言えますが、同じことを言っても揚げ足を取られる人と取られない人がいることはたしかです。

セロタイ

ポジティブな言葉に変換すると、「親しみやすい」ってことだけどね。

嫌われている

「ザ・シンプル」ですね。

嫌われている人は揚げ足を取られるだけでなく、色々な場面で他者の協力を得られないどころか、邪魔されることが多いのです。

セロタイ

嫌われている理由を把握するところからだね…。

揚げ足を取られなくする方法

では、根本的に揚げ足を取られなくする方法について紹介していきます。

あーいえばこーいうの場面でも、過去の発言の論理性を破綻させない

揚げ足を取られてしまう人がやりがちなのは、条件反射的な返答をした時に「以前の発言と違う」という論理矛盾です。

口が上手いと自分で思っている人に多いのですが、条件反射的に口を開く場合でも以前の発言や主張との整合は必ずそろえた状態にするということが大切です。

これを成り立たせる為に必要なスキルは、

・適切な構造化

・記憶力

あたりを強化する必要がありますね。

圧倒的な結果を出し、細かい部分を議論の対象としない

揚げ足取りは重箱の隅をつつくような行為です。

絶対的評価を得られるような結果を残していたり、それを再度期待されている場合には、あまり細かい話がそもそも議論にも上がりません。

相手も、「そういう話は無意味な場だな」と理解しているのです。

これを成り立たせるためには、

・兎に角結果を出す

・細かい話をしない立場になる

あたりが必要です。

好かれているけど恐れられる

人間同士の関係性の話になりますね。

一見両立が難しいものですが、

好かれる・・・意地悪からくる無駄な揚げ足取りを無くす

恐れられる・・・小手先の揚げ足取りをしてはマズイ対象だと認識させる

ということですね。

揚げ足取りの無い世界に

揚げ足取りをされてしまう理由、取られなくするために必要な要素を紹介しました。

今一度考えたいのが、

「揚げ足取りに価値が存在するのか」

ということです。

例えば交渉の場面で揚げ足取りを上手く活用すれば、それを有利に進められる可能性もあります。

しかし、それは本質的に必要なことでしょうか?

究極は揚げ足取りの存在しない世界です。

まずはあなたの周りからそれを実践していきませんか。

コメント