仕事がデキる人は周囲から楽そうな仕事をしていると思われている
これが見えるとまだ二流
困難な仕事を苦労して何とか乗り越える姿、ギリギリのところでなんとかクリアする場面、ドラマにはなりそうですし、難しい仕事をやり切る人はとても優秀だと感じるかと思います。ですが、実はこれらの姿が第三者に見えていること自体、まだ二流だと判断できる材料となります。具体的にはどういった姿でしょうか。これはあらゆるプロフェッショナルに通じるものとも言えます。
1.巧さ、上手さ
例えば漫才師や歌手など、表現のプロフェッショナルを想像するとわかりやすいと思います。例えば漫才や歌でも、上手さが目立ってしまうとその技巧に目がいってしまい、そのものを味わうことが出来なくなってしまいます。普段の仕事もそうですが、テクニックの巧さや進め方の秀逸さ、準備の周到さが目立ってしまうようでは、まだまだ二流ということでしょう。
2.困難さ、苦労
時には敢えて難しさを強調するシーンややり方も存在しますが、もし、立ち上がりから任されている仕事などは、難しい状況に陥っていること自体が準備不足だとも言えます。また、苦労を表に出すことで評価を得ようとしているのであれば仕事の本質的な価値の創出から逃げているとも言えます。もちろん、チャレンジングな仕事は困難なことは間違いないですが、それを第三者に見せる必要はないのです。
3.勝敗の行方
ちょっとわかり辛いかもしれませんが、明確な勝ちと負けが見えること自体も、まだ二流の仕事だということとなります。これは勝敗が明確になると、負けた方の遺恨が残り、その後の仕事を進める上ので障壁になりうるというものなのです。例えば、お客様に向けた案件の提案がある場合、他社との競合コンペに持ち込まず、棲み分けを準備した上で共同提案にするなど、勝敗が付かないようにすることなども良い手だと言えます。
楽そうに仕事をする人
あなたの周りに、なんだかずっと楽そうに仕事をして結果を出している人はいるでしょうか。そういう人を見て、「簡単な仕事しかしてないんじゃないか」「自分がやっている仕事の方がきっと難しい」と考える前に、一度その人の仕事のやり方をじっくり観察してみて下さい。そうすると自分がやっていなかった準備や、考え方に気が付くことがあります。
勝つべくして勝つ準備、上手くいくような状況に仕立て上げている事がわかります。また、楽そうに仕事をしているのは、作業に追われないような状態にすることで、全体の俯瞰が出来たり、リスクが発生した際に冷静に判断することも出来るのです。
善く戦う者は、勝ち易きに勝つ者なり
これは孫子の兵法の一説です。現代語訳としては戦が上手い者は、勝ちやすい状況にして勝つべくして勝っている者であるということです。今回紹介した仕事がデキる人は楽そうな仕事をしているに通じるものがあります。ただ、ここで前提として理解しておいていただきたいのは、孫子で一番重要とされているのは「戦わない」という事に変わりはないのです。
手抜きをすることではない
仕事がデキる人は楽そうに仕事をしているという紹介をしましたが、手を抜くとは違うからね、そこは勘違いしないでくださいね。
優雅に泳ぐ白鳥も水面下では必死に足をもがいているって言いますもんね。
見たの?
え?
白鳥が水面下で足を必死にバタバタしている姿、見たことあるのか?って。
いや、そういう名言を聞いたことがあるだけで実際には。。
でた!知ったかぶり。現物を見てないのに語るのは良くないってあれほど!白鳥って、羽毛に空気が溜まるようになっていて、結構浮くからそこまでバタバタしていないんですよ。
大変失礼しました!
ま、私も見たことないんですけどね。
やっぱり
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