死ぬこと以外かすり傷(箕輪 厚介)は、床ずれの話だった。

レビュー

最近テレビにも出始め、知名度を更に上げた幻冬舎の編集者である箕輪 厚介さんの書籍を遂に購入!!なんと今回は、読む前にレビューを書き終えたいと思います。

まずこのインパクト十分のタイトル、「死ぬこと以外かすり傷」いいですね。

つまり「かすり傷以外は死である」ということを表現しています。めっちゃ哲学的。

数学でいうところのAでない集合、Āということですね。(Bはあとで)

ということは、かすり傷以外の傷はすなわち死である。という事が証明されれば、彼の言っていることは正しい。という結論付けが出来ます。

さっそく調べてみましょう!wikipediaからサンプリングしたいと思います。

まずはかすり傷から。

擦過傷(さっかしょう)

擦り傷(すりきず)。体表に創があるが、擦過「傷」と呼ぶのが一般的である。創面を清浄化した後、創保護により皮膚の再生を待つ。

なるほど。洗浄して保護すれば再生するようなので、死とは程遠いですね。

 

では、他の傷を見てましょう。

 

銃創(じゅうそう)
銃器の弾丸や火薬による創。射創(しゃそう)とも。貫通射創、盲管射創、反跳射創、擦過射創などの種類がある。また、距離による分類では接射創、準接射創、近射創、遠射創と区別される。近距離からの銃創は、弾丸の入口に星型のような破裂や火薬の付着があり、出口には不整形な破裂があることが多い。遠距離からの銃創は、弾丸の入口は円形で小さく、出口の方が大きく不整形なことが多い。

 

ゾンビさん
ゾンビさん

これは死ぬわ

近距離から撃たれると皮膚が星型に破裂するらしいという新しい知識も得られましたが、これは完全に死ぬことと等しいですね。だって撃たれちゃってるんだもの。

1つでは立証できないので次、

 

爆傷(ばくしょう)

爆発による損傷。ただし、爆傷は熱傷や衝撃による内部的損傷を伴う。殺傷用の爆発物による損傷であれば、多発性の銃創の病態も呈する。

 

 

ゾンビさん
ゾンビさん

これも死ぬわ

死にますね。昔、リア充爆発しろって言葉がありましたけど、あれ死ねってことだったんですね。お~怖。

 

まだまだありますね。

割創(かっそう)

等の鈍器により、裂傷が皮膚組織すべてを引き裂き、骨等の内部組織が露出するような損傷。

ゾンビさん
ゾンビさん

僕はこのタイプのゾンビですね。

 

どのタイプのゾンビがいるのかはまた今度調べるとして、すべて引き裂いているんならそりゃ死ぬわってことで正解。

 

ここまでくるとかなり信ぴょう性が増してきましたが、最後に面白いものを発見しました。

褥瘡(じょくそう)=床擦れ(とこずれ)。

臨床的には、患者が長期にわたり同じ体勢で寝たきり等になった場合に、体と支持面との接触局所で血行が不全となって、周辺組織に壊死を起こすものをいう。

 

きっと彼はこれが言いたかったんだと思います。もちろん、物理的な寝たきりとかそういうことじゃなくて心の話。

先ほどのĀの話。

 

かすり傷(A)以外は死。つまり床ずれ(B)は死であると。

 

では、ネットで紹介されているこの本の概要も見てみましょう。(ブックビネガーより)

今まではお金を稼ぐのが上手な人が豊かであったが、これからは夢中になれるものを見つけている人が豊かになる。儲からなくても夢中な何かがある人は幸福で、お金はあっても何をしたらいいか分からない人は苦しくなる。

「奴隷の幸福」という言葉があるが、何かを強制されている状態とは、ある意味で楽なことだ。しかし、これからは自ら夢中になれるものを見つけにいかないといけない。自分が夢中になるものを見つけるためには行動するしかない。

ウダウダと考えすぎずに、どんな仕事や誘いでも「やります」「行きます」を口癖にして、とにかく動く。そして小さな成功体験を重ねる。小さくてもできることを繰り返していると、人生をかけて夢中になれることがやがて見つかる。

人生とはそもそも、自分が夢中になるものを探す旅なのだから、人生を賭けるほど夢中になれるものを見つけることは簡単ではない。大切なのは常識に縛られないこと。個体としての欲望と偏愛を解放しろ。ごちゃごちゃ言う前にとにかく動け。

今ほど挑戦する人が楽しい時代はない。死ぬこと以外かすり傷と叫びながら、ただ狂え。

 

起業家だけでなく、彼のような、ある意味サラリーマンが人生を最大限楽しんでいるのをみるといつもうれしくなる。あらためてやる気を出させてくれるそんな本だ。

 

心の床ずれは、死である。

 

まだ読んでないけど、きっとこの書籍からはこんなことを学べると思います。

 

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