効率良く勉強する為の3つのステップ

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効率良く勉強する為の3つのステップ

「試験に合格する為に効率よく勉強したい」「就職の為に必要なスキルを勉強しておきたい」「昇格、昇給の為に資格を取得したい」
さまざまな場面で勉強しなければならないタイミングが存在します。

でも実際には「何をどういう順番で勉強したら良いかわからない」「今日は時間が無かったから明日から頑張ろう」「今やっている勉強が成果に直結するかわからなくて不安」
というような状態に陥ってしまう人が殆どだと思います。
今回は、そういった人の為に、結果を出すために必要な勉強の基本ステップを3つ紹介します。

これを実践して結果が出なかった人を見たことがありません。

勉強を妨げる主な阻害要因

まず、試験勉強や、資格取得の為の学習を妨げる主な阻害要因について説明します。
きっと、「そんなことは最初からわかっている」「あらためて言われると耳が痛いだけ」だと感じることが多いと思いますが、原因をきちんと把握することでそれを除外する方法が見つけられます。

a.目標を達成する為の必要な要素が把握しきれていない。
 とりあえず教科書や参考書の最初のページから熱心に読み込むタイプの人はこれが当てはまります。
 例えば、中間テストで良い点を取りたいと思ったとしても、試験問題がどのように構成されていて、何を暗記する必要があるか、自分に今足りないものが何かを把握していないことが殆どです。

b.無理な勉強計画を立てて「今日勉強できなかった自分」と感情面で向き合っている時間が長すぎる
 計画段階では熱量もある為、「こんな感じで勉強が出来たら素敵だな」を掲げるが、結局計画倒れでずるずるとフェードアウトしてしまう人です。
 「しなければならない」を実現するのは人間の性に反してしまっています。例えば一日中友達と遊んだ日、仕事が残業続きで時間が確保できない。飲み会の翌日は二日酔いで辛い。
 色々な状況がある中で、小さな「できなかった自分」を感情面で振り返っている時間が長すぎるのです。

c.勉強を継続する為の小さな仕掛けが準備できていない
 計画にも通じますが、人間の性に少しづつ反し続けていくことは、システマチックな仕掛けを準備しておく必要がありますが、これが出来ていない人が多いです。
 切羽詰まった時に集中して勉強できるという人は、火事場の馬鹿力があるということですが、日々の継続的な学習をする準備が備わっていないのです。

効率よく勉強を進める為の3つのステップ

ファーストステップ:模擬試験問題を徹底的に調べる

「敵を知り、己を知れば、百戦危うからず」これは中国の春秋時代の武将・孫子が記した兵法書から引用した有名な名言ですが、この一言に尽きます。例えば試験の合格を目指す場合、どんな問題が出るのかがわからないのに教科書を読んでもあまり意味がありません。模擬試験問題を沢山読み込みましょう。数が多ければ多いほど良いです。その時に解けなくても、「これが解けるようになったら合格するのか。」が大事な一歩です。最初は、模擬試験問題とその模範解答を読み、その解き方が書いてある教科書のページを探しだして理解をする。というのを繰り返しましょう。その中で、次のステップのインプットとなる、目標設定になりうる中分類を洗い出しておくのも有効です。

セカンドステップ:目標を「簡単に、指数関数的に分解する」

例えば、中間テストの得点アップや資格試験の合格を目指す場合、いきなり参考書を開くのはやめましょう。
また、計画の中で1週間に〇ページ進める。というような目標設定もおすすめできません。
ここで必要なのは、「合格する為の階段を着実に登っている」という肌感覚を計画上の達成基準に盛り込むことです。例えば、演習問題を1週目は20点取ればクリア、2週目は25点、3週目は30点、4週目に50点。といった具合です。最初の3週間で小さなクリアを積み重ねると、その後も継続しやすいという利点があります。
ポイントとしては、人間の学習曲線は勉強時間に比例するのではなく、ある時、指数関数的に一気に伸びるということです。

〇〇段階制~と謳っている予備校などは、この分解の仕方がうまいのです。

サードステップ:自分で問題を作って解く

最後のステップはこれです。やってみると驚くかもしれませんが、問題を作るのってかなり難しいんです。正常な問題を作る為に、ロジックを正確に理解しておく必要があるので、質の良い復習にもなります。ポイントは、人間の記憶はインプットした時より、それを使ってアウトプットした時に定着するという特性を活用するという事です。

 

まとめ

3つのステップはいかがでしたでしょうか。問題集を徹底的に調べ、計画目標を指数関数的に開始しばらくは簡単にクリア出来るようにしておく。そして最後に自分で問題を作る。これが出来ればどんな試験でもほぼ間違いなくクリア出来ます。ステップの中の勉強法やテクニックは色々と存在しますので、それはまた別の機会に紹介したいと思います。

 

 

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