ビジネスを成功させる人は頼み事が上手い件
ビジネスと聞くと、少し無機質なイメージを持たれる人もいるかもしれませんが、結局は人間同士の繋がりで構築されている社会です。
そして、仕事がデキる人はほぼ間違いなくこの頼み方が上手いと言えます。
今回は、そんなビジネスをする上での「頼み事」について紹介していきます。
ビジネスは頼み事の積み重ね
ビジネスは人と人との約束の上に成り立っている
例えば一本の鉛筆を作って売るとしましょう。
材料は「木」「黒鉛」「粘土」「塗料」あたりですかね。
それぞれを揃えるのも、仕入れ業者さんとの約束がベースになっていますし、それを加工する職人さんとも品質や納期などの約束をもとに作り上げていきます。
そして完成後も販売してくれる小売店やその手前にある卸業者との契約なども色々な約束事がベースとなっていますね。
普段の私生活の方が人と人との繋がりが濃いようにも思えますが、ビジネスは数多くの人との繋がりで成り立つことが想像できますね。
頼み事には信頼関係が必要
あなたは日常生活で頼み事をされる場合、どのような人であれば受けてあげますでしょうか。
おそらく十中八九「信頼している人」と答える場合が多いと思います。
しかし、ビジネスになるとこの常識的なことを忘れてしまう場合が多いのです。
組織という実態のないもの同士の繋がりと捉えてしまい、人間同士のやり取りだということから離れてしまうのです。
では、仕事がデキる人=頼み方が上手な人だとした場合のポイントがどのようなものがあるかを紹介していきましょう。
仕事がデキる人の頼み方のポイント3つ
頼み事を多く引き受ける
一つ目は、「頼み事を多く引き受ける」です。
自分の頼み事をいくつか受けてくれた人の頼みであれば、当然叶えてあげたくなりますよね。
心理学用語では、「返報性の原理」と言います。
返報性の原理
・人は他人から何らかの施しを受けた場合に、お返しをしなければならないという感情を抱く
例えばスーパーの試食。無料で食べ物を提供して、客はそれを味のいかんに関わらず商品を買わなくてはいけないと感じること。
そういったプロモーション戦略の一つにも、この返報性の原理がベースとなっている。
本当にこちらの頼み事を聞いて貰いたい時の為にも、普段からまずは自分が「頼まれた事を叶えてあげる人」になっておくのです。
そしてそれは多ければ多いほど良いのです。
まぁ自分が興味ない人の頼み事は聞かないけどね。キリが無いもの。
まるでコンタクトレンズをしたまま寝てしまった翌朝のようにドライ!
小さな頼み事を忘れない
2つ目は、「小さな頼み事を忘れない」これもとても大事です。
仕事上の大きな約束事は勿論ですが、例えばタバコ部屋の雑談の中での小さな約束事も守ることが重要になります。
実は後者の方が、相手への印象という意味では効果があるのです。
好きな本の話になった時に「じゃあ今度お貸ししましょうかね」とか、そういった何気ない一言でも、丁寧に対応することで、信頼関係は増していきます。
特に「じゃあ今度飲みにいきましょうか!」は注意だよね。
あれ結構スルーしがちですからね。
特に海外の人とこれを気軽に社交辞令で使うのはNGです。
そうなんですか?
そうそう。約束事だと思われるからね。言った後に連絡しないと、嘘つきだと思われて信用されないよ!
気を付けます!
ちなみに僕は小さい約束事を10回に7回は忘れるんだ。
うわぁ底辺!
約束事を叶えて貰った後はちゃんと感謝を伝える
3つ目は「約束事を叶えて貰った後はちゃんと感謝を伝える」です。
正直、幼児の時代に教えて貰う内容ですが、ビジネスの場面でこれが出来ていない人が非常に多いのです。
嘘みたいですが、本当にお礼を言う人が少ないのです。
逆にいうと、こんな簡単なことを守るだけで信頼を得られるというのは、お得だと思いませんか?
何かの手配をする際、依頼時は丁寧に相手に気を遣いながらしますが、いざ用が済んだ時にはすっかりその人の顔すら飛んでいる時があります。
こういった事を無くさないよう、フォローアップのToDo化を自身でされておいた方が良いかもしれません。
これは是非メモって下さい。ガチで忘れます。
ToDoリストにこれを入れるのはとても良いやり方ですね!
ちなみに僕はメモってないので約束事を10回のうち7…
もういいから!!
相手が見えづらい時ほど意識して行動
いかがでしたでしょうか。
ビジネスでは、メールや電話等の薄い関わり合いだけで進めるものもあります。
こういった、相手が見えづらい時ほど、この約束事に関しては徹底することをオススメします。
コメント