難しいからやろうとしないのではなく、やらないから難しい

思考と表現
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難しいからやろうとしないのではなく、やらないから難しい

私になんてきっと出来やしない

新しいことや、難易度の高いことに直面した時、「きっと私には無理」「難しいから専門の人がやった方が…」と及び腰になる瞬間ってありますよね。例えば、一人で来週までにどこでもドアを完成させること。というような無茶な要求であればその反応はある程度正しいですが、日常生活や仕事において、そこまで絶対に不可能なことって多くは無いはずです。出来ない、または難しく感じさせているのは自分自身だとも言えます。

今も昔も同じアドバイスが通じる

「難しく考えずにまずはやってみよう」というアドバイスは色々な人が発信していると思いますが、紀元前から同じようなことが言われています。ルキウス・アンナエウス・セネカという人をご存知でしょうか。

ルキウス・アンナエウス・セネカ(ラテン語: Lucius Annaeus Seneca、紀元前1年頃 – 65年 4月)は、ユリウス・クラウディウス朝時代(紀元前27年 – 紀元後68年)のローマ帝国の政治家、哲学者、詩人。

この人の名言で

「難しいからやろうとしないのではなく、やらないから難しい」

というものが存在します。

人は紀元前から今と同じ悩みを抱えていたんですね。

ちなみに、こんな事も名言として残してます。

「多くの愚者は自らの倦厭を感ずることによりて悩む」

愚か者は自分に飽きて、嫌になることで悩むってことですが、最初の名言と合わせ、

難しい事をやらないことでより難しくし、そういった新しい事をやらない自らに飽きて悩む。

と繋げて解釈するとよりリアル感が出てきますね。

自分が嫌いな人は自分が嫌いだと感じる暇のないくらい新しい事や難しい事へ挑戦してみてはどうだって話かとも取れます。

「考えてから行動する」vs「行動してから考える」

この論争は色々なところでされていますが、新しい事への挑戦という意味だと、圧倒的に後者一択が正解なのだと思います。

もちろん、何も考えずに無謀に着手して失敗することではなく、道程に何があるかはやってみないとわからないギャップが存在するのでその部分をやりながら軌道修正しようということですが。

考えてから行動する派の人で、なかなか行動に移せないのは、考えてるよりも悩んでいる時間の方が長いのではないでしょうか。最初の一歩を踏み出した後、合わなければやめる、または別の方向に進むことを考えるとより、選択の幅が広がっていくでしょう。

 

セロタイ

セネカいいわぁ。良いこと言うわぁ。

 

 

 

ゾンビさん

名言、気に入ったようですね!

 

 

 

セロタイ

うん。特に多くの愚者は自らのんぁんぁを感ずることによりて悩むってのが良かったなぁ。

 

 

 

ゾンビさん

漢字が読めてない!

 

 

 

セロタイ

じゃあゾンビさん読めるのかよ!

 

 

 

ゾンビさん

・・・。

 

 

 

セロタイ

やっぱり

 

 

 

銀七先生

「けんえん」ですねぇ。飽きて嫌になるという意味です。

 

 

 

ゾンビさん

さすが銀七先生!

セロタイ

また一つ勉強になりました!

 

どうしようか悩むなら、とりあえずやろう

今の自分に出来ないことは数多くあります。出来ないことの方が出来ることよりはるかに多いとも言えます。悩んでいる暇があったら「とりま、やるか」くらいの軽い気持ちで最初の一歩を踏み出した方が後で後悔する確率がきっと低くなるのではないでしょうか。

 

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