仕事をする上で口癖にしておいた方がいい言葉3選
口癖はその人そのものを表す
「ほんまやってられんわ」「何度も言っているのにやってこないな」「最近の若い奴は…」こういったキーワードを聞いて、頭の中に思い浮かぶ人がいるでしょうか?大抵の人は自分の職場などを創造して「(あの人よくこういう事言うよな)」と想像するのではないでしょうか。また逆に、ある人を想像した場合に思いつくのは、その人の口癖や発言したシーンだったりすると思います。特に口癖は記憶が定着化している場合があるので、「口癖」=「その人そのもの」と捉えられることが多いのです。
記憶に残るということ
一般的に、脳に記憶される情報は1度聞いたあと、翌日には30~40%は忘れるようになっています。長期記憶をさせるには海馬という器官が大脳皮質に内容を保存させるよう指示を出さないといけないのですが、これに一番大事なのが「復習」なのですが、エビングハウスの忘却曲線というものがあって、一度記憶したあと、2日後、1週間後、1か月後の計4回記憶させれば長期記憶になるといわれています。逆にいうと、このペースで頭にインプットすると、長期記憶になってしまうということなのです。口癖の恐ろしさがなんとなくわかりますよね?
口癖にしておいた方がよい言葉
記憶の定着のロジックが分かったことで、口癖の重要性は認識することが出来たと思います。折角なら人に思い出してもらう場合、ポジティブな言葉が定着している方がいいですよね。ネガティブワードで連想される人とはあまり仕事もしたくなくなります。
1.「ありがとう」
めちゃくちゃ月並みですけど、一番重要な言葉じゃないでしょうか。難関な仕事や大変な状況を乗り越えた後に湧き出てくるのは達成感もそうですが、最終的には感謝に行き着くこともあります。マズローのレイヤーでいうと承認欲求は上から2段目で最上位ではないですが、このレイヤーに所属している人やタイミングが多数を占めている思います。小さなことでもありがとうを口癖にして、想像するとちょっと人の役に立ったうれしい出来事を思いださせてくれるマン(呼称長い)になりましょう。
2.「とりあえずやってみよう」
「やる気」→「行動」ではなく、「行動」→「やる気」という順番の違いは、以下の記事で紹介しました。
頭で考えすぎずにまず行動を起こしてみるのが成果を生む一番の近道である場合に、この背中を押してあげるような一言を口癖にしておくと自分だけでなく、周りの人も成果を上げやすくなるかもしれません。ぜひ、行動を促す前向きな言葉を口癖にしておきましょう。
3.「一番大事なのって」
仕事でもなんでも、取捨選択の連続です。あれも実現したいこれも実現したい。もちろん「やった方がいい」「あった方がいい」はいくらでも存在します。そんな中でいろいろな制約や資源、やり方の中で何を選択するのかは重要な要素なのですが、そこで間違いがちなのは、つい自分達の都合の良い方を選んでしまう。つい簡単な方を選んでしまう。というものです。この取捨選択のタイミングで改めて「相手」そして「自分達」にとって「一番大事なのって」を考え直すことなのです。これを思い出させてくれる人になりましょう。
さいごに:言霊とは
言霊とは「言葉に内在する霊力」というもので、一見スピリチュアル的な何かを想像させますが、生活や仕事のあらゆる面で力を発揮します。ぜひあなたを想像した時のワードがポジティブであるような口癖を発していきましょう。
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