嫌われ力を磨いて最大の結果を得よう

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嫌われ力を磨いて最大の結果を得よう

嫌われるって本当に悪いことなの?

「こういうこと言って機嫌を損ねたらどうしよう」「言わない方がここは丸く収まるかな」と思って言いたいことが言えない場面はいくつも存在すると思います。気持ちはわかりますが、その心理の背景は自分がいい人に見られたいとか、事なかれ主義の悪習であることが多いのではないでしょうか。本当に良い職場や団体は、言い辛くても建設的な議論や意見交換が出来ている状態を指すのは想像しやすいと思います。こういった正常な信頼関係を築くには、自己中心的ないい子ちゃんでいてはいけないのです。

正しい嫌われ力とは

ここでいう正しい嫌われ力というのは、本当に人間として信用できないような、嘘をついて相手を騙したり、その人が飼っている猫に強めの罵声を浴びせたりするようなことではなく、誰もが目を背けがちな本質的な部分にキチンと提言する。一時的に相手が苦労する状態になったとしても、多少の未来を想像した時にチームやその人の為になるような意見出しやキッカケ作りのことを言います、「あいつがまた何か言ってて面倒くさい…」が「あいつがまた何か言ってて面倒くさいけど、最終的には事態が好転することもあるし聞いとくか…」になるのが理想です。

嫌われ力の磨き方

嫌われ力の磨き方について、まずは本質的な問題に気付き、あるべき姿とのギャップを明確に論理的に説明出来ることが必要になります。この辺りのピラミッド的な考え方や論理展開は以下の記事にて紹介しています。

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本質的な問題には、当事者も薄々は気付いているけど目を背けている場合が多いので、オープン型の質問を繰り返して自身での気付きを促すのも方法の一つではあります。

また、伝え方にも多少のテクニックが必要で、少なくとも会議やそれらの場面において自分の存在価値を示したいとか、自分が優位な立場にいたい、マウンティングを取りたいという事ではない事を予め指し示す事も重要になってきます。

もう一つ大切な要素として、日々の仕事や業務においてキチンと当事者意識を待って具体的な行動を起こしている事実が必要です。第三者的な評論コメンターだと思われているうちは聞き耳を持ってもらえないことを認識しておきましょう。

ただし、よくある組織の状態として、言ったもん負けという、「そういうならお前がやれば?」となってしまう場合があるので、どういった組織状態かは見極めておく必要があります。

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一時的な感情や楽さを言い訳にしていると、成果を出せずに関係性も悪化してしまうことがあります。嫌われ力を磨いて本当の信頼を得られるよう、自分にも他人にも妥協しないようにしていきましょう。

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