【2019年】平成最後に学びたいアドラーの名言5選

思考と表現

【2019年】平成最後に学びたいアドラーの名言5選

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アルフレッド・アドラーとは

アルフレッド・アドラーさんをご存知でしょうか。

引用:wikipedia

超ざっくり紹介すると、

・フロイト、ユングと並ぶ心理学三大巨頭の一人

・「自己啓発の父」と呼ばれている

・個人心理学という「アドラー心理学」の創始者

・オーストリアで7人兄弟の次男として生まれる

・1870年~1937年、67歳の生涯

・人間の性格のことを「ライフスタイル」と呼ぶ

という人です。

本日は、平成最後に学びたいアドラーの名言を5つ紹介したいと思います。

アドラーとっておきの名言5選

性格は死の一日前まで変えられる

「性格は死の一日前まで変えられる。」

ライフスタイル(人間の性格)は、今までの自分が作り出してきたものです。

そうであれば、それはいつでも自分の力で変えられるということを伝えています。

これはある人がアドラーさんに

「何歳くらいになったら、その人の性格を変えるのに手遅れになりますか?」

と聞いたところ、

「死ぬ1~2日くらい前かな」

と答えたところから由来しています。

セロタイ
セロタイ

「俺はもう歳だから…」みたいな感じで諦めモードのおじさんいるじゃん。

フラン健
フラン健

たまに見かけますね。

セロタイ
セロタイ

あれって変わらないことの体のいい言い訳だよね。

 

フラン健
フラン健

たしかにあるかもしれないですね。そういう人にはどう言ってあげたらいいですかね?

セロタイ
セロタイ

「えー!明日死ぬんですかぁー!?」かな。

フラン健
フラン健

シンプルに酷い!

 

2匹のカエル

2匹のカエルがミルクの入った壺に落ちました。

1匹は「もう終わりだ」と泣き、溺れ死ぬ覚悟をしました。

しかし、もう一匹はあきらめずに何度も脚をバタつかせると

脚が固い地面を捉えました。何が起きたか?

ミルクがバターに変わったのです。

読み手の受け取り方でいくつかの気付きがありますね。

哲学博士のアルフレッド・ファラウさんは、

「信じられない話のように聞えるかも知れませんが、ダッハウの強制収容所に入れられていた間、わたしは希望を失っていた大勢の人々にこの短いお話をして、彼らの心を揺さぶることが出来たのです。」

と語っています。

一つは、

「諦めなければ叶う」

ということ、二つ目は、

「悲観的 < 楽観的」

三つ目は、

「環境を変えるには自分が動くしかない」

あたりでしょうか。

マダム多加子
マダム多加子

カエルの脚で練り上げたバターとか気持ち悪い!

ゾンビさん
ゾンビさん

気持ちはわかりますけど今そこは関係ない!

 

何を選択するのかという問いはいらない

何を選択するのか、そんな問いすらいらない。

問いがあるのは、あなたが選択した事をどのように行うかということだ。

つべこべ言わず行動せよ!ということですね

セロタイ
セロタイ

選択が正しかったかどうかなんて、そのあとの自分次第ってことだね。

銀七先生
銀七先生

もちろん、考え抜いた選択も大事な時はありますけどね。

人生のあらゆる問題は対人関係の問題である

人生のあらゆる問題は対人関係の問題である

一見、本当か?と思ってしまいますが、いくつかの悩みを想像してみて下さい。

・どうしても上司とソリが合わない

・部下にどう指導しても行動が改善されない

・近所づきあいが面倒

これらはわかりやすい「対人関係の悩み」ですね。

ではもう少し種類を変えてみましょう。

・仕事の納期が間に合いそうにない

これは対人関係の悩みでは無さそうですが、

もしその仕事に関わるステークホルダがあなたしかいない(依頼主も自分、やるのも自分、助けるのも自分)だと仮定したら、上記について悩みますか?

悩まないですよね。

納期が遅れたって誰にも何も迷惑をかけませんし、誰も気にしません。

すべては対人関係の悩みだということにつながるのです。

セロミ
セロミ

えー。私の最近の悩みって、朝の支度で髪がまとまらないなんだけど、これも?

フラン健
フラン健

そうですね。結局まとまっていない髪を誰かに見られて、変だと思われたらどうしようってことだと、対人関係の悩みですね。

セロミ
セロミ

一日一歩も外に出ない日も思うんだけど?

フラン健
フラン健

・・・。

 

セロミ
セロミ

すぐ黙らない!「今日は外に出なくても、お出かけする日に今日と同じように髪がまとまらなかったらどうしよう…」ってことだと、やっぱり対人関係の悩みでしょ!

フラン健
フラン健

答え出てるなら困らせないでください!

失敗した時の心の保ち方

失敗した時、「能力が無いのではなく、自分が怠惰だからだ」ということで、「やればできる」という自尊心を保つのだ。

学生時代、中間や期末テストの前にこんなやり取りをしたことはないでしょうか?

「試験勉強した?」

「だめー、まったく勉強しなかったわー(本当は結構している)」

「俺もー(本当は結構している)」

まさにこの名言を象徴したシーンですね。

自分の能力の限界を直視したくないということでもありますね。

セロタイ
セロタイ

成長ってさ、劣等感が基礎となって、理想とのギャップを埋めるものでしょ?

ゾンビさん
ゾンビさん

そういえますね。たしかに。

セロタイ
セロタイ

だとしたら、素直に自分の現在地を見つめる。って大事だよね。

ゾンビさん
ゾンビさん

これはなかなかの名言ですね!

100年の時を超えて響く名言

30年続いた平成も終わりを迎えようとしています。

時代が変わっても、変わらない人間の本質があります。

アドラーの名言に触れ、新しい時代にポジティブに向き合いたいですね。

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