女性部下にやってはいけない3つのこと
働く女性の割合
共働きでないと経済的余裕が持てないなど、育児世代の働く女性の割合も増えてきている昨今、あなたの身の回りにも女性の上司や同僚、部下などが増えてきているのではないでしょうか。
総務省の調べでも、労働人口の中の女性の割合は少しづつ増えてきていることがわかります。
今回は、男性脳と女性脳の違いの観点から、例えばあなたが上司だとして、女性部下にやってはいけないことを紹介していきます。
男性脳と女性脳の違い(都市伝説?)
アラン・ピーズさんとバーバラ・ピーズさんの著書「話を聞かない男、地図が読めない女 男脳・女脳が「謎」を解く」などでも語られていますが、男性脳と女性脳の違いとして特徴的なのは
男性脳
- 論理的で解決策を考える
- 一つの事に集中するのが得意
- 空間認識能力が高い
- 事実重視
女性脳
- 直感的で共感を求める
- 沢山の事を同時に処理するのが得意
- 人間関係の洞察能力が高い
- 心重視
という事があります。これはもともと、男性には狩りをする「狩猟脳」、女性は家を守り安全に過ごす「採集脳」が備わっていたからだとも言われています。
ただし、イギリスの研究結果では最近、MRI画像をメタ分析した結果、海馬や脳梁の大きさ、言語処理の方法など、これまで「男性脳」「女性脳」の根拠とされてきた脳の性差は実際には存在しない、つまり、科学的根拠はないことが判明したらしいです。
しかし、身の回りにいる知人や同僚の女性自身に聞いても、この男性脳女性脳の違いは共感を得られることが多いため、今回はあえてこの都市伝説的な脳の違いを元に、女性部下にやってはいけないことを紹介していきます。
女性部下にやってはいけないこと
1.報告に対して事実だけでコメントをする
何か報告を受ける際、事実だけですぐコメントを返すのは避けた方がいいです。裏に潜んでいる感情をまずは引き出すように努力しましょう。平穏に進んでいる場合はよいですが、何かその仕事を取り組む上での障壁や、人間関係などで悩んでいる場合は、こちらからその兆候に気が付く必要がありますが、男性はこの「気づき」を得るのが非常に下手なので、一見問題がなさそうでも「何か困ったことはあった?」などと直接伺いを立てる方が無難です。
これは一見、仕事を素早く進める上で遠回りに思えるかもしれませんが、仕事の生産性は取り組む際のモチベーションに大きく関係性があるので、部下の生産性を下げないようにするポイントだと理解しておきましょう。
2.論理的なだけの称賛
部下が仕事を成功した時、例えば上司としては「具体的にこういう部分がこのように良かった」と論理的に良かった点を示して褒めたいところですが、女性部下に対してはあまり良い褒め方ではありません。まずは素直に「成功して嬉しい」という部分に共感し、その感情を共有する方がより相手に伝わります。またここで、「成功だけど実際は大変だったでしょう」と、具体的でなくても苦労を共有する質問を投げかけて、より相手の心に寄り添う対応をしたいものです。
男性としては「どこがどのようになぜ良かったか」を言いたくなりますし、聞きたくなりますが。
3.相談に対する早すぎる解決策提示、アドバイス
これをやってしまいがちの上司が非常に多いです。女性脳は気持ち重視、共感重視ですから、相談をされた際にいきなり論理的な自論で解決策を提示したり、アドバイスをするのはマズいやり方だと認識しましょう。最悪、「あの上司は私の話を聞いてくれない」などという烙印を押されることになりかねません。まずは「大変だったね」「それは辛いでしょう」というように感情に寄り添うか、相手の言っていることをオウム返しで聞き返すくらいでも良いかもしれません。男性脳としては「論理的に考えて解決策を提示しないなんで、逆に不誠実なのではないか?」とも思ってしまいますが、それこそまさに男性脳ならではの身勝手な想像です。
大切なのは先ほども書いたように生産性を下げない為のモチベーション低下防止なので、相手に合わせた対応が必要だということを認識しましょう。
女性部下にやってはいけないこと(番外編)
女性部下にやった方がいいことを思いついたんだけど、聞いてくれるかな?
いいわよ。どうぞ。
1.「そうなんだ。」「大変だったね。」「まじか。」しか言わないようにする。
それもダメ。聞いてないって気が付くからNG。
2.毎日バラの花束をあげる
うんダメ。キモい。毎日とかホラーでしかない。
3.ビューネ君のように、そっと後ろから「なんかあった?でも肌の調子はいい感じ」と…
絶対ダメ。それやっていいのは竹内〇真くんだけ。おじさんにやられたら警察呼ぶ。
ダメだ。難しすぎる。
大切なのはその人に合わせた対応
男性脳、女性脳という2つの切り分けで今回は記載をしましたが、大切なのはその人に合わせたコミュニケーションです。女性でも論理的な対話を好む人も勿論いるでしょうし、男性でもまずは感情面に共感を求める人もいます。日ごろからメンバーのことをよく観察・対話し、その人に合わせたコミュニケーションを取れるようにしていきましょう。
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