聞き方を変えてコミュ力を大幅にアップする方法

思考と表現
スポンサーリンク

聞き方を変えてコミュ力を大幅にアップする方法

はじめに

上司や諸先輩方からの突然の声掛け、この返答の仕方であなたのコミュニケーションレベルがわかると言っても過言ではありません。

今回は例えば、上司から「昨日飲みすぎちゃってさぁ…」と言われた時にあなたならどうリアクションしますか?について、ダメな例と好例をご紹介します。

 

例えばこんな返答をしていませんか

20点(落第点)の返答
「俺も飲みすぎちゃったんですよー。取引先のお偉いさんが…」
これは誰でも問題点がわかりますね。完全に会話をインターセプトして自分の話に変えちゃってます。
意外とこのタイプは多いんです。特に本人はコミュニケーションスキルに長けていると思っている場合が多く、やっかいな存在です。この手の人を連れて仕事する場合、相手側が不満を感じる前にインターセプトをインターセプトしてあげる必要があるので倍疲れます。

 

40点(追試レベル)の返答
「だから顔がむくんでるんですね!」
一言目の返しでいきなり相手の顔面を批判するのは追試レベルの回答です。ノリの良い相手や関係性であれば「むくんで見えるのは太ってるからや!」とツッコミを入れてくれる可能性もありますが、稀なケースだと言って良いでしょう。しかも「飲みすぎちゃってさぁ」の後に相手が本当に話したいこととはそれてしまうのでこれもおススメしません。

 

及第点以上の返答

60点(及第点)の返答
「どこに飲みに行ったんですか?」または「誰と行ったんですか?」
これが正解だと思う方は一定数いらっしゃると思います。確かに正解ですが、相手がその後話したいこととズレる可能性があり、優秀な回答とは言えません。つまり、この上司がもし、希少なお酒を飲める店を発見してついつい飲みすぎたということであれば本当に話したいことは希少なお酒のことであり、「誰と行ったんですか?」は話の骨を折ることになってしまうからです。
まぁ、通常のコミュニケーションだとこの回答をしても会話が続くのでおおむね問題ないんですけどね。

 

80点(合格点)の返答
「飲みすぎちゃったんですか?」
ザ・オウム返しです。このケースの合格点はこの回答だと言えます。上司はこの飲みすぎちゃったという事実の後を話したいので
オウム返しで返答し、きちんと聞いている且つ余計な情報を間に挟まないことで相手の次の会話を引き出すことができるのです。
「そうそう、実は希少なお酒がある店を発見して…」という風に続いていきます。

 

番外編の返答

番外編(状況では100点)の返答

「未成年かと思ってました!!」

これは白々しい!お笑いレベル低めの上司にはこれくらいわかりやすいボケを放りこんであげると喜ぶ場合もあります。でも、フィットしなかった時は落第点を突き付けられる諸刃の刃でもあるので気を付けてください。

または

「と思ってコレ..(しじみ習慣をそっと手渡す」

すっごい気が利く!先回りして欲しいものを提供する姿勢を評価されること間違いなし!でも、「なんで飲みに行ってるの知ってるんだよ…」と勘繰られる可能性もあるので気を付けて!

 

まとめ

あなたの返答次第でコミュニケーションは大幅に改善します。相手が何を話したいのか、聞いて欲しいのかを敏感に感じ取って、より良い関係を構築しましょう。

 

 

 

コメント