論語とは仕事術を学べる教科書(上司にしてはいけないこと編)

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論語とは仕事術を学べる教科書(上司にしてはいけないこと編)

上司と仕事をする上で注意する点

目上の方や上司と仕事をする上で、普段気を付けている点はありますでしょうか。

毛量の寂しさを随時指摘したり、用を足した後の手を上司の裾で拭いたりしてはいけないという基本的なことは優秀な皆さんであれば出来ていると思いますが、論語でも「上司にしてはいけないこと」という観点での教えがあるので紹介します。

孔子曰く、君子に侍(じ)するに三愆(さんけん)あり。言(げん)未(いま)だこれに及ばずして言う、これを躁(そう)と謂(い)う。言(げん)これに及びて言わざる、これを隠(いん)と謂う。未だ顔色を見ずして言う、これを瞽(こ)と謂(い)う。
 
訳としては、
上の人間に仕えるにあたり、3つのしてはいけないことがある。
言及されていないことを先に言うのはさわがしく、急ぎすぎだ。
言及されているのに何も言わないのは隠しすぎだ。
顔色を見ずに言うのは筋道を間違えている。
という内容だ。一つずつ解説していこう。

言及されていないことを先に言う

聞かれてもいないのに自分の意見を一方的に言うのは、一般生活では「おせっかい」だとか「身勝手」なんていうように表現する事もありますが、仕事上でこれを突然言い出すのは急ぎすぎだと定義されています。
例えば、
「部長、先日の見積り資料じゃ顧客のターゲット価格にマッチしていないので案件失注すると思いますよ!
なんて言ったとして、実は上司としては交渉の余地を残しておく為に初頭提示をわざと変えている場合であれば、思慮の浅さが目に付くでしょうし、逆に上司が無能でそこに気が付いていない場合なら突然否定をされて気分を害してしまうでしょう。
背景を想像した上で且つタイミングは非常に注意すべき点だと言えます。

言及されているのに何も言わない

例えばディスカッションの場で意見を求められている時に何も発言しないと、
「何も考えていないやつだな」
「当事者意識が無いのか」
「こういう場で発言する度胸が無いのか」
なんて思われることもあるでしょう。
意見を求められている場合はキチンと自分の思いと言葉で表現する必要があります。

顔色を見ずに言う

上司も様々な業務を抱え忙しくする中で、大きな問題が発覚した直後や、更に上位の上司から叱責を受けた後など、機嫌が悪かったりする真っ只中に「すみません!例の案件他社に取られちゃいました!」なんて話しかけた場合、より機嫌を悪くしてしまうのは目に見えてます。
悪い知らせは早く連絡する必要は当然ありますが、キチンと上司自身の顔色を窺った上で話しかけるようにしましょう。
 

3つを守るのは最低限の処世術

紹介した処世術は基本的な事だとは思いますが、意外と出来ていない人が多いです。
部下に関わらず、自分本位ではなく相手本位に立った言動が必要ということですね。
 
マダム多加子
マダム多加子

逆に私なんかは部下が気を遣っちゃって気を遣っちゃって。ちょっと息苦しさを感じる時があるわね。

 

 

銀七先生
銀七先生

確かにマダムは黒服にだいぶ気を遣われてますねー。

 

マダム多加子
マダム多加子

そうなのよー

 

銀七先生
銀七先生

そういう上司の女性に対しての絶妙な踏み込み方はセロタイさんが詳しいって聞いてますよ。

 

 

マダム多加子
マダム多加子

へぇ…セロタイくん、例えば?

 

セロタイ
セロタイ

セロタイくん…って俺もう30代だし、子供扱いしてるといつまで経っても告れないんだけど?あっ、もうこれって告ってるか(笑)

 

 

マダム多加子
マダム多加子

これはひどい!「但しイケメンに限る」ってやつだから今すぐやめなさい!

 

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