論理的思考能力を鍛える3つの方法
論理的思考能力には段階がある
論理的思考に自信がありますか?
情報のインプットをして理解する、または何かをアウトプットする時など、どのタイミングでも論理的思考力が必要なことは説明するまでもないですね。
この論理的思考能力は評価が難しい側面もあります。
概念的に理解する為、この力にレベルを設けてみましょう。
レベル1.殆どの事を論理的に捉えることが出来ない獣タイプ
キレた時の長州力みたいな感じだね
キレた所見た事ないでしょ。
レベル2.自分が深く知っている事であれば論理的に整理が出来るタイプ
得意分野だけ雄弁なやついるよね。
棘のある言い方!
レベル3.自分がある程度知っている、または他に知っている事を応用すれば論理的に整理が出来るタイプ
多くの優秀と言われる人はここに属するかな。
ロジカルなフレームに落とすのが上手い人ですね。
レベル4.自分があまり知らないことでも、原理原則を知っているので論理的に整理が出来るタイプ
何か一芸に凄く秀でている人って、このレベルに到達することがあるよね。
イチローの名言が経営者に響く感じと似てますね。
レベル5.殆どの事を本質を掴む力と原理原則で論理的に整理が出来るタイプ
1万人に1人いないくらいかな。
たまにいますよね。畑違いの事でもすぐわかっちゃう人
おそらく定性的に書くとこれくらいのレベル感になると思います。
あなたはどのレベルでしょうか?おそらく多くの人は2と3に属していると思いますが、
仕事を進める上では最低限4、理想は5を目指しておきたい所です。
今回は、この論理的思考力を鍛える方法を紹介します。
論理的思考力を鍛える方法
1.結論を言ってから理由付けする
まず一つ目です。結論を言ってから理由付けする。
これはすぐに出来る方法です。
日常の会話の中で、「結論から言うと」で結論を先にし、あとからそれの理由付けをします。
意外と難しいので訓練にはなりすが、論理的思考力のレベル2から3、または4の手前までのレベルアップの訓練に留まります。
それ以上になるとやはり、本質や原理原則面の強化が必要になっていきます。
「結論から言おうか?…グレイト。」って矢沢永吉が言うけど、彼ってレベル4なのかな。
矢沢の場合、理由は言ってくれないですけどね!
2.良書を読んでマインドマップ化する
二つ目は、良書を読んでマインドマップ化する。です。
ここでいう良書は、人それぞれ好みもあると思いますが、多くの人に読み継がれてきた本が良いと思います。
ドラッカーやスティーブン・R・コヴィー、日本で言うと渋沢栄一さんなど。そのあたりの本の源流である今も読まれている古典(孫子、マキャベリetc..)もオススメです。
そして、これらを熟読をした上でマインドマップに起こしてみると、よい訓練になります。
良書は論理的思考力が非常に高いので、下位レベルの人からするとまず意味がわかりません。
これを何度も読み直し、アウトプットをすることでレベルを少しづつ上げていくという方法です。
~マインドマップ~
表現したい概念の中心となるキーワードやイメージを中央に置き、そこから放射状にキーワードやイメージを広げ、つなげていく。
思考を整理し、発想を豊かにし、記憶力を高めるために、想像 (imagination) と連想 (association) を用いて思考を展開する。
この方法によって複雑な概念もコンパクトに表現でき、非常に早く理解できるとされている。
3.論理的思考力が高い人と問答をする
三つ目は、論理的思考力が高い人と問答をする。です。
他人の時間を奪う事になるので、日常的に出来る鍛え方ではないですが、これはレベルアップを肌感覚で感じ取れる方法です。
問答と言っても、禅問答のような「そもさん」「せっぱ!」なんてやり取りをするわけではなく、仕事上の成果物のレビューなどを示しています。
視野、視座、奥行きなどを広げられる方法です。気を付けなければならないのは、ポジショントークが上手い人、単純に構造化が上手な人と、本質や原理原則ベースの思考力が高い人とを見極めておく必要があります。
前者の場合でも学ぶことは多いので、問答する価値はあると思いますが、出来れば後者のような人と繋がりをもっていたいですね。
論理的思考力は物事を深く考える力に繋がる
論理的思考力と聞くと、少しハードルが高く、学力の高さとリンクしているのではないかと思いがちですが、そうではありません。
※学力の高さ=記憶力の良さで評価する試験が多いため。
原理原則や本質は記憶しておくものではなく、理解しておくものです。
論理的思考力を鍛えて、物事を深く考えられるようになっていきましょう。
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