仕事がデキる人は成功体験とキャリアを捨てる
成功体験は成長を止めるキッカケとなる
仕事がデキる人は成功体験を沢山しています。
そしてその成功体験を活かし、更に新しい成功体験を次々にしていくイメージを受けるのではないでしょうか。
しかし、成功体験とは、実は人の成長を止めるキッカケとなってしまうことがあります。
今回は仕事がデキる人の、成功体験やキャリアとの付き合い方について紹介していきます。
成功体験のメリット
まずは成功体験のメリットから紹介していきましょう。
周りからの評価が得られる
まず1つ目が「周りからの評価が得られる」です。
周りからの高評価は、その仕事の報酬や人事評価につながることは勿論ですが、一番のメリットとしては、別のところにあります。
次の別の仕事の引き合いが来やすくなったり、他の仕事をする上で他の人を巻き込みやすくなったりなどのメリットが大きいと言えます。
そして評価が高いことで、発言力が出てきたり、影響力を与えられることにも繋がってくるのです。
成功例を持っている人の発言は当たってそうな気がしますよね。
たしかに、不安な時の拠り所になりそう。
自信が持てる
2つ目は「自信が持てる」です。
一見、それほどのメリットと感じないかもしれませんが、自信が持てると、色々なことがうまく回り始めます。
自信が満ち溢れている人の一言には迫力がありますし、次の仕事やチャレンジに対して前向きに取り組めるので、更に新しい成功体験を得られる可能性が高くなるのです。
よく私も言ったわ昔。「私、失敗しないんで」って。
どこかで聞いたことのあるセリフ!
やれば出来るという事実を知れる
3つ目は「やれば出来るという事実を知れる」です。
これは、わかっているようでわかっていない人が多いのですが、大抵のことは「最後までやり切れば出来る」のですが、殆どの場合、やり切る前にやめさせられたり、やめてしまうことが多いのです。
成功体験はそのことに気が付かせてくれる良いキッカケなのです。
アゴの特徴的なプロレスラーも同じようなことを言っていたよ!
猪木くらい憶えてて!
仕事がデキる人が成功体験やキャリアを捨てる理由
紹介したメリットがあるにも関わらず、仕事がデキる人が成功体験やキャリアを捨てる理由を紹介していきましょう。
過去のやり方に固執すると失敗すると知っている
成功体験をすると、そのやり方が唯一無二の正解だと信じて固執してしまう人がいます。
同じような仕事でも、関わる人や会社が違ったり時代が違うと、これまでのやり方が通じないことがあります。
仕事がデキる人はこの違いをよく知っています。
当然、過去の良い面は参考にしますし、それを応用することはありますが、そもそも仕事を人と人との関わり合いの中で遂行する以上、確実な再現性というものは存在しえません。
新しい環境下での解を、状況をよく見て選択していくことが成功に導く為の重要な要素なのです。
いるよね「昔こうやって成功させた」ってすぐアピールするおじさん。
成功しないと、「言ったとおりにやってない」って猛烈な勢いで言ってくる感じですね!
新しいチャレンジをした方が成長すると知っている
成功体験を得た場合、その分野や仕事を再度同じように実施して、成功確率が高い状態で気分良く仕事を続けたいと思う人がいます。
そうすると、間違いなく成長が出来なくなります。
一番多いのが、成功した実績が偏屈なプライドとなり、新しいチャレンジをして恥をかくことを極端に避けてしまうのです。
人が成長するキッカケは、新しいチャレンジをした時が多く、仕事がデキる人はそのことを良く知っています。
ちょっと勘違いしがちなのが、「やり切ってないのに次に目移りする人」が多いことも確かだよね。
あくまで、やりきった上で。ということですね。
苦悩がないと新しいものが生まれないと知っている
成功体験から得られたキャリアは非常に居心地がよく、どうしてもあぐらをかいてしまいます。
例えばIT業界の変化はめまぐるしく、それまで最適だと思われていたものが数日、数時間で別のものに置き換わることが現実として起こり得ます。
そういった新しいものを生み出すのは、既存事業の継続や成功体験にすがった再現性の追求ではできません。
成功できる人は、そのことを良く知っていて、新しいチャレンジでの苦悩に飛び込んでいくのです。
苦悩というと語弊があるかもしれないけど、脳をフル回転させるには、やっぱり未知に挑むときだもんね。
楽しんでもいいわけですね。
成功体験やキャリアはキッカケとして使う
仕事がデキる人が成功体験やキャリアを捨てる理由はいかがだったでしょうか。
実は仕事のデキる人、捨てるだけでなく、こういった成功体験やキャリアを「新しいチャレンジをする為のキッカケ」として使う場合が多く、それが一番良い使い方だと知っています。
皆さんも、何か成功体験をした場合は、それに捉われすぎず、柔軟さを忘れずに新しいチャレンジを引き寄せていきましょう。
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