仕事がデキる人は正々堂々の意味を正しく理解している(孫子に学ぶ)

孫子
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仕事がデキる人は正々堂々の意味を正しく理解している

正々堂々という誤解

仕事の中でも、結果が明確に出るような場面は少なからず存在すると思います。他社とのコンペや社内プレゼン然り。こういった場合に「正々堂々と戦おう」といって、相手の作戦や戦力に関わらず自分や自分のチームの力のみで対峙することが正しいと感じますでしょうか。

フラン健
フラン健

やっぱり卑怯な真似はしたくないので、正しいのではないかと思います。

セロタイ
セロタイ

それで負けたら致しかたない。と?

フラン健
フラン健

そうですね。卑怯なことをして勝つよりかは…。

セロタイ
セロタイ

このスットコドッコイ!全身裁縫野郎!!

フラン健
フラン健

暴言がひどい!

セロタイ
セロタイ

「正々堂々とやったから負けても悔いは無いですぅ」なんて、甘っちょろい考えで戦いに勝てるか!戦いに負けるってことは、明日を失うってことなんだよ!

フラン健
フラン健

ちょっと大げさじゃないですか。

 

セロタイ
セロタイ

大袈裟だと思うなら、本当の競争や仕事上の戦いをしたことないってことだよ。

フラン健
フラン健

はぁ…。

セロタイ
セロタイ

市場競争なんかだと、意外と旧体質の大会社より、一見緩そうなベンチャーの方が勝ちへの拘りが強くてガツガツしていたりもするよね。

フラン健
フラン健

イメージと違いますね。

セロタイ
セロタイ

そうなんだよ。あとさ、そもそも「正々堂々」の本来の意味って知らないでしょ。

フラン健
フラン健

公平で偽りないってことかと思ってます。

 

セロタイ
セロタイ

現代の意味はね。もともとの由来はちょっと違うんだ。

孫子の兵法での正々堂々

「正正の旗を邀ふる無く、堂堂の陣を撃つ無し、此れ変を治むる者なり。」

と孫子の兵法では言われています。

意味としては、

正正の旗を邀ふる無く=正しく旗の列が整っている

堂堂の陣を撃つ無し=しっかりした構えで士気の高い軍隊

旗の列がしっかりと整っているような軍隊と戦ってはいけない。しっかりした構えで士気の高い軍隊を攻めてはいけない。と言っています。

もともとは負けない為の教えなのですね。

つまり正々堂々とすれば勝つことがデキる

元々が負けない為の教えだったということは、ここで言われていることをきちんと実践すれば、勝つことがデキるということにもなりますね。

正しく旗の列が整っている

仕事でいうと、この旗というのは、企業理念やビジョン、ミッション、もう少し小さい組織単位にしたとしても、グループ目標やプロジェクト目標などという指針に該当するのではないでしょうか。目的や方向性が組織内で統一されていると、色んな判断基準や場面がある中でも、大きな選択を間違えることはなさそうですよね。

しっかりした構えで士気の高い軍隊

ここでいう構えは、仕事の手順ややり方と置き換えても良いかと思います。そして、士気の高いという部分はそのままの解釈でもいいですね。メンバーのやる気やモチベーションが高い組織の方が良い結果を出しやすいのは自明の事実です。

正々堂々を本来の意味で身につけよう

フラン健
フラン健

元々は戦いを避けた方が良い相手のことを指していたのですね。

セロタイ
セロタイ

負け=組織の崩壊や人の命に関わっていたからね。負けないことが最優先だったんだと思うよ。

フラン健
フラン健

とても勉強になりました!

セロタイ
セロタイ

似たような四字熟語で、威風堂々というものがあると思うけど…。

フラン健
フラン健

ありますね!もしかしてこれも孫子の兵…

セロタイ
セロタイ

うん、孫子の兵法には全然関係がないんだ。

フラン健
フラン健

関係ないんかぁぁい!

セロタイ
セロタイ

ホントこっちは単純に四字熟語だからヨロシク。

 

 

コメント