仕事がデキる新入社員が抑えておきたい目標の上手な立て方3選

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仕事がデキる新入社員が抑えておきたい目標の上手な立て方3選

多くの会社が、半期や年度で個々人が目標を立てるプロセスを運営に組み込んでいるのではないでしょうか。

新入社員や若手はこの立て方に苦労することもあると思います。

今回は、デキる新入社員、若手が抑えておきたい目標の立て方について紹介していきたいと思います。

セロタイ
セロタイ

目標の立て方でその人の力量がわかったりもするし、そこを先輩や上司は見ていたりするよ。

セロミ
セロミ

えー。わたし目標とか超めんどいからテキトーだったんだけど…。

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上手な目標の立て方(新入社員や若手編)

1.成長目標が定量的に書かれている

1つ目が、成長目標が定量的に書かれている。です。

業務上の定量的な成果も当然大事ですが、こと新入社員や若手となると、会社からすると最初は投資の期間だと考えています。

その中で、具体的な成長目標が定量的に書かれていることは、上手な目標の立て方だと言えるでしょう。

具体的な例でいうと、

・Pythonでの開発を覚え、部内で使えるツールを3本開発する。

・会計関連の資格を1件取得する。

・ファシリテーションスキルを磨き、7月以降の定例会議で自らが全体の進行を行う

などですね。

セロタイ
セロタイ

「○○が出来るようになる」までは結構みんな書くんだけど、そこに定量値が加わるとより具体的でいいよね。

セロミ
セロミ

行きつけのラーメン屋で替え玉を4玉出来るようになる。とかね!

セロタイ
セロタイ

太っても好き…ではいられないかもな。

2.貢献目標が的を得ている

2つ目は、貢献目標が的を得ている。です。

これは少し視座の高さや視野の広さが必要になってきます。

アサインされる仕事は全体的に何を重要とされているのか。を敏感にキャッチアップしていく必要があります。

例えば受注、売上、損益のどれが一番中心となる目標になりうるのか。

例えば受注であれば、

「見積りを単独で出来るようになる」

「既存ユーザの新領域深耕に向けた提案書を作成する」

損益であれば、

「〇〇作業の手順を見直し、作業時間を20%削減する」

などでも良いかもしれません。

直近携わる業務において、組織目標を意識した行動目標にブレイクダウンできる。というのは、上司から見ても非常に納得感のある目標だと言えるでしょう。

セロタイ
セロタイ

ちなみにこれはベテラン社員でも出来ていない人が多くてびっくりするんだ!

セロミ
セロミ

組織目標って気にしないと全然頭に入ってこないもんね。

3.仕事以外でも自己成長したいという匂いがプンプンする

最後の3つ目は、仕事以外でも自己成長したいという匂いがプンプンする。です。

今の世代の人はあまりわからないかもしれませんが、昔は長時間残業が出来たので比較的やる気が無くても勝手に成長することが出来ました。

しかし、今はそれが出来ないので、業務外の時間を使ってどのように成長するかが非常に重要になってきます。

プライベートの時間は仕事や業務に関わるスキルアップなんてことは考えずに目一杯遊びたい。

と考える人もいますし、それ自体は否定をされるものではありません。

ですが、もし仕事で大きな成果をいずれ出したいと考えているのであれば、人より多く取り組むしかありません。

1つ目の資格を取る。も一つの行動ではありますが、例えば

「○○関連のセミナーや勉強会にいって知識習得と合わせて社外の識者との関係性を作る」

でもいいですし、何か自己成長を促す行動が目標に入っていることが、この先の働き方にマッチした目標になってくると言えるでしょう。

セロタイ
セロタイ

「俺らが若いころは」「昔は〇〇だった」は聞いていてウンザリするけどね。

セロミ
セロミ

あれは苦痛の時間!

セロタイ
セロタイ

その頃の人は、時間がまったく無かったから強制的に成長できたけど、オフの時間を成長に繋がる学習に割り当てることを知らないから、どんどん老害化していくよ!

セロミ
セロミ

サラっと酷いこと言うわね。

ダメな目標の立て方

では逆に、ダメな目標の立て方をいくつか紹介していきましょう。

目標が高すぎて道筋がまったく見えない

たまにいるのですが、自分の位置や戦闘力がまったくわからず、とりあえず視座が高い風のどこかで聞いたような目標をコピペしてきて、深堀して聞くとまったく中身がないパターンです。

高い目標を立てるのは良いですが、それがどんな目標で、それを達成する為にどういった成果や行動を積み重ねていくかがイメージ出来ていないと目標としては意味が無いでしょう。

「○○をする」ってだけ書いてある。

これを書いてしまう人は多いですね。

アサインされた業務そのものを目標に書いて、「動作を起こす」という意味で「する」だけくっつけているパターンです。

それは目標じゃなくてアサインされた業務を実行するというただの返事なのです。

必ず達成してしまう低すぎる目標

達成を必ずしてしまう目標を立てて持っていくこともオススメできません。

それを達成しても組織のストレッチな目標に近づかないのであれば、良い目標とは言えませんし、「成長する気はないのかな」と思われてしまいますね。

目標上手は仕事上手

目標を立てることにあまり意味を見い出していない人は実際のところ、結構います。

たしかに、目標に行動を縛られて新しい発想の芽をつぶしてしまうとすればそれは弊害と言えるかもしれませんが、より成長した自分の姿に近づく為の道筋だと思って、前向きに目標設定に取り組んでみてはいかがでしょうか。

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