新しい職場に慣れるまでにしてはいけない５つのこと

新しい職場に慣れるまでにしてはいけない５つのこと

初任配属や部署異動や転職など、職場が変わる人が多くなる季節がやってきました。

また、最近はプロジェクトなども分業による期間の短期化などもあり、頻繁に職場が変わるという人も珍しくありません。

新しい環境、緊張しますよね。

ついつい肩ひじ張ってしまったり、新しい人間関係を築くまで自分らしく振る舞えず、空回りしてしまったり。

今回はそんな人の為に、新しい職場に慣れるまでにしてはいけない５つのことを紹介していきたいと思います。

慣れるまではお互い値踏みしている期間

新しい職場に来た人も、迎え入れる人も、相手がどのような人なのか、どういったスキルがどれくらいあって、仕事への取り組み方はどうなのか、わからないことだらけです。

当然仕事であれば、悠長なことは言っていられないのでコミュニケーションを取りながら協力しあっていきますが、実際には腹の探り合いまではいかないにせよ、お互いを値踏みしている期間だと言って良いでしょう。

新しい職場に慣れるまでにしてはいけない５つのこと

新しい職場に慣れるまで、≒職場の人達との信頼関係が結べるまでにしてはいけない５つのことについて紹介していきます。

１．挨拶などの基本的なコミュニケーションを疎かにする

とっても基本的ですが、これほど重要なものはありません。第一印象は3秒で決まるとも言われていますが、一度悪い印象がつくと半年や一年かけても払しょくできない場合があると言われています。

日本人は恥ずかしがり屋なのであいさつがぶっきらぼうになりがちですが、海外で仕事する場合には致命的に悪い印象を与えかねません。KYなほど大きな声を出す必要がありませんが、微笑みながら明瞭に挨拶する事を心掛けましょう。

なお、相手の名前を先に憶えて名前を呼んで挨拶するのはとっても効果的なので、ぜひ実践してみて下さい。

２．前の職場の良いやり方をすぐに提案する

新しい職場にいくと、「すぐに活躍しないと！」、「なんとか存在感を出さなきゃ！」と、つい意気込んでしまいます。意気込み自体は良いのですが、

「前の職場はこうでしたよ！」

「こんなことを前はやってましたけど、どうですかね？」

なんてすぐに提案するのはオススメできません。悪気は無いとしても、言われている相手からすると、自分たちのやり方を否定され、下に見られていると感じてしまうでしょう。

信頼関係が構築出来てから、前の職場でのやり方だとは切り離して提案していくのが良いでしょう。

３．人間関係を表面的な部分だけを見て把握した気になる

仕事を円滑に進める為には、人間関係を適切に把握することが重要ですが、組織図やパッと見の表面的な部分だけで把握した気になるのは非常に危険です。

抑えるべきキーマンを早期に発見し、関係性を築いていきましょう。

ただし、この動きがあからさまでしらじらしいと、「社内政治ばかり気にする実力が伴わない人なのでは？」というようなレッテルを貼られる可能性もあるので、注意が必要です。

４．無理して働き過ぎる

これもやりがちですね。結果を早期に求めて頑張るのは良いですが、睡眠時間を削って健康を害してまでやるパフォーマンスを最初に見せると、それがある意味あなたの仕事の生産性のベースだと思われます。

慣れたころに通常のスタイルに戻した際、ギャップで悪い印象を与えてしまう可能性がありますし、そもそも頑張り過ぎて何かに失敗した場合、逆に迷惑を掛けてしまうこともありますからね。

５．小さな約束を破る

信頼関係を結ぶ為に掛かる時間は膨大です。10年20年とも言われています。

しかし、破綻するのは一瞬です。

しかも、小さく難易度の低い約束事を破る方がより相手に悪い印象を与える為、忘れないように必ずメモをとるなどをして、ひとつひとつの小さい信頼感という石を積み上げていきましょう。

新しい職場に慣れるまでにしてはいけないこと（番外編）

～新しい職場に慣れるまでにしてはいけないこと～

新しい職場の人からは素直に多くを学ぼう

たまに、古参というだけで多少偉そうにするような、コミュニケーションの取り辛い相手もいるでしょう。

そんな相手でも、学べることは数多くあります。反面教師という意味でも得ることは沢山存在します。

また、慣れるまでは上手くいかずに空回りしてしまうこともあるでしょう。

今回紹介した、してはいけない５つのことに気を付けながら、新しい環境を楽しんでいきましょう。