後回しにしてしまう仕事を一気に片付ける方法
ついつい後回しにしてしまう嫌な仕事。
「早くやらなくちゃ…」と頭ではわかっていてもなかなか着手せず、後で後悔することは誰しもが経験したことがあると思います。
今回は、そんな後回しにしてしまいがちな仕事を一気に片付ける方法を紹介していきたいと思います。
紹介する3つのポイントは、
めちゃくちゃ低いハードルのゴールを1個だけ用意してみる
誰かを巻き込み、その人の仕事もあわせて一緒に開始する
後回しにした時の影響をちゃんと考えてみる
です。
ちなみにこの記事も危うく後回しにしてしまいそうだった所を今回の方法で何とか書き上げたんだ!
更新間隔に気の緩みが出てる!
後回しにしてしまいがちな仕事を片付ける方法
めちゃくちゃ低いハードルのゴールを1個だけ用意してみる
1つ目は、「めちゃくちゃ低いハードルのゴールを1個だけ用意してみる」です。
大抵の先延ばし案件に効く方法です。
故事の中にも
「案ずるより産むが易し」というものがありますが、とりあえず色々と考えるよりもやってしまった方が案外簡単に終わってしまうというものです。
例えば、
何十ページという資料を作らなければいけない時は、「とりあえず1ページだけ書いてみよう」とか、誰かと連絡を取って案件について進捗させないといけない時は、「とりあえず内容の整理の前に日程調整のメールだけ送ってみよう」とか、やり方はいくつも存在します。
ポイントは、「後先の事は考え過ぎずにまず出来ることをちょっとだけしたらそれでゴール」という状態にしてあげることです。
そうすることで、やってみると意外に気分が乗ってきて、1ページの予定がもっと多く書いていた。
など、小さな目標以上の成功体験を得ることで、やる気の好循環が生まれるのです。
誰かを巻き込み、その人の仕事もあわせて一緒に開始する
2つ目は、「誰かを巻き込み、その人の仕事もあわせて一緒に開始する」です。
ソフトウェア開発の現場では、ペアプログラミングという名前の開発手法があります。
例えば一方が単体テストを打ち込んでいるときに、もう一方がそのテストを通るクラスについて考えるといったように、相補的な作業を実施することです。
これを通常の仕事にも当てはまるというものです。
なぜこれが有用かというと、メリットがいくつか存在します。
・バディがいることで「ダラダラしてスタートしない」を防ぐ
・バディがいると第三者的な気付きがありミスを防げる
・バディの担当の仕事を知ることでスキルを身につけられる
・楽しく感じる人もいる
etc…かなり多くの利点が存在します。
ただ、デメリットも存在します。
・バディとの力量に差があり過ぎると、ただの先生役となってしまう
・面倒だと感じる人がいる
・生産性が高くなるとは保証されていない
あたりですね。
後回しにした時の影響をちゃんと考えてみる
3つ目は、「後回しにした時の影響をちゃんと考えてみる」です。
後回し=現実逃避
と言えなくもありません。
現実逃避をした場合の影響をちゃんと考えてみることで、「いや、今やっておかないとマズいことになるぞ」と気が付くことが出来ます。
そこで意識して欲しいのは、「やった場合に後でどんな良いことがあるか」も同時に考えることです。
罰則で人は動きません。
例えば「早めに完了したら有給消化しよう。」とか、「○○日までに完了出来たら昼から焼肉を食べよう」とか、ゲーム要素を取り入れることもオススメです。
後回しにしてしまう仕事は何故憂鬱なのか
では後回しにしてしまう仕事が何故憂鬱なのかについても考えてみましょう。
失敗したらまずい重要なものだから
後回しにしてしまう仕事は、得てして自分にとって重要なものであることが多いです。
失敗したらどうしよう。という恐怖心から、現実逃避して着手が出来ないパターンです。
仕事は重要なものから済ませろってよく言われるけど、実は一番それが難しいんだよね。
それで納期ギリギリでミスでもしたら本末転倒ですよね。
作業後にストレスが待ち構えている
作業の後にかかるストレスがわかっている場合も、先延ばしにしてしまう理由の一つです。
その仕事を進捗させることで、多くの面倒な人のレビューが待っているとか、作業の先にストレスが待ち受けているものから逃避してしまうパターンですね。
逃げちゃダメだ。逃げちゃダメだ!ってなんかアニメで聞いたことがあるけど、本件のことかな?
本件のことじゃないです!
後回しをやめてネガティブな時間を減らそう
後回しは小さな挫折体験です。
それを積み重ねることでネガティブな気持ちが増幅されます。
また、経験済みの方は想像つくと思いますが、先延ばししている間は手は動かしてないにも関わらず、その事ばかり考えて悩んでいる時間が多くなります。
今回紹介した後回しにしてしまう仕事を片付ける方法をぜひ実践して、ポジティブな時間を過ごす割合を増やしてもらえればと思います。
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