仕事のデキる人は過剰な約束をしてガッカリさせない

仕事術
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仕事のデキる人は過剰な約束してガッカリさせない

ガッカリされる人の特徴

「約束したはずなのに…」と、仕事でもプライベートでも相手にガッカリした経験、またはガッカリさせてしまった経験がある人は少なくないと思います。この「ガッカリされる人」の行動特性や特徴をまずは挙げていきたいと思います。

単純に約束を守らない

これは明確ですね。例えば「じゃあ明日連絡しますねー」の約束を破るとか、「いつまでに」「なにを」「どのように」を間違える、忘れる等です。

約束したと思っていない

これは意外と多いです。日本人は特に阿吽で通じ合う、通じ合いたいという特性も持っているので、この暗黙的な了解が認識違いを生むケースです。そして言葉の表現として曖昧さが目立つ人もこれに陥りやすいと言えますね。

約束事の内容を勘違いしている

例えば、「この日までにAという資料を作り切ること」という約束をしようとした場合、この作り切るという表現が明確なようで実は曖昧です。大抵の仕事の場合、自分自身が作ったら完成というものだけではなく、相手先や第三者との整合やレビューを以って作り切ったという定義だったりします。

約束事と目標がごちゃ混ぜになる

実はやりがちなんです。最低限やり切らないといけないレベルと、「ここまで出来たらなぁ」のレベルを明確に出来ず、達成できなくてガッカリされるケース。より高い成果を出したいという前向きな人が陥りがちなものなので、非常に勿体ないと言えます。

仕事のデキる人は約束を明確に小さく表現する

仕事のデキる人は、先ほどのガッカリされる人の逆説と言えばそれまでですが、まず、約束事を認識違いの起きない程度に小さく表現します。

例えば、先ほど出た「この日までにAという資料を作りきること」を約束しようとする場合、極端ではありますが、

(a)yy/ddまでに大枠の構成を書いて送る

(b)yy/ddまでに第一版を作成して外部レビューを受けます

(c)yy/ddまでに外部レビュー指摘を修正します

 ※ただし、レビュー指摘内容によってcの日付は見直します

(d)yy/ddまでに再レビューを実施して完成させます

というように、小さく表現して、「じゃあcは日付の変更も伴うので、現時点ではbまでを約束事にしましょうか」というような感じですね。

仕事のデキる人は小さい約束をする

ガッカリの反対は何でしょうか?例えば「満足」ですね。満足する、されるには期待を超えていく必要があります。だからこそ、ガッカリされる人の特徴である、約束事と目標をごちゃまぜにするようなことなく握っておく必要があるんですね。

セロミ

なんとなくわかったわ。

ゾンビさん

ガッカリされたくないですもんね

ゾンビさん

そういえば、お花見の幹事、今年はセロミさんですよね。

セロミ

そういえばそうね。

ゾンビさん

宜しくお願いしますね。

セロミ

!!ガッカリされないように約束を小さくしなきゃ!!

セロミ

幹事だという事はわかった。でも私が本当に幹事が出来るかがわからないから、今日約束できるのは、週明け皆に「今年も桜の季節がやってきますね」ってメールをするところまでに留めるわ!それ以上は一切約束できません!

 

ゾンビさん

小さくしすぎてて今ガッカリした!!

消極的すぎるのは逆にガッカリされる

約束事を超えて満足される為に、上の花見のケースのようにあり得ないくらい小さい約束にしてしまうと、最初からガッカリされます。目標設定と切り離すのは良いことですが、現実的なレベル且つ常識的な範囲での約束は最低限、していきましょう。

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