仕事がデキる人は隣の芝生が青く見えない
隣の部署や別の上司、仕事をする中で自分の置かれている環境よりも周りの環境が良く見えたことがある方は少なからず存在すると思います。
「隣の芝生は青い」
ことわざ通り、自分のものではなく相手のものが良く見えるのは人間の心理ですが、仕事のデキる人は隣の芝生が青く見えないのです。
今回は、彼らがどのように周囲の環境を見ているか、どのようなことを考えているかを紹介していきましょう。
うちの芝生は手入れが行き届いているから青くってよ。
その話は今度聞きますから本題いきましょう!
仕事がデキる人は何故、隣の芝生が青く見えないのか
隣の芝生は青く見えると知っている
1つ目はトンチのようですが、これは本当に仕事がデキる人は殆ど理解しています。
今、自分が置かれている環境に対しては、表面的な良い面、裏に隠れている悪い面の両方が見えていますが、周りの環境は表面的な部分しか見えていないことを知っている。ということなのです。
たしかに、私の生活を見て「うらやましい!」っていう子、多いけど実際の苦労とか全然知らないわよねー。
隣の芝生は青く見せていると知っている
2つ目は、1つ目とは少しだけ表現が違います。
「青く見せていると知っている」のです。
仕事をする上での環境から一度離れ、facebookやインスタグラムを想像してみるとわかりやすいかもしれません。
この手のSNSでは、キラキラした日常や、非日常の良い面を投稿していますよね?
不満や不安がある人は、自分の幸せ具合を確かめる為、自尊心を保つ為にこういった投稿をする場合があります。
全員がそうという事ではありませんが、一定数がいることは想像し易いですよね。
SNSだけでなく、仕事をする上での環境も同じ論理で、周りから青く見えるような部分しか見せない。という事が起きているのです。
そして仕事のデキる人はそのことも良く知っています。
私のインスタグラムは一般人じゃ買えないものや食べられないものばかり載っているから気持ちはわかるわー。
感じ悪っ!
2:6:2の法則を知っている
3つ目は、「2:6:2の法則を知っている」です。
2:6:2の法則をご存知でしょうか。
「働きアリの法則」とも呼ばれ、組織において「上位2割の者が全体の数字の大部分を担っており、6割は普通、下位2割はあまり働かない」
というものです。
例えば仕事の上で目に見えた成果を出したいと思っている人の場合、自分が上位2割の人間に入っているかが居心地の良さに直結します。
しかし、ここで重要な要素に、
「能力の高さは単純に比較できるものではなく、その場所に置いての適正が大きく関係する。」
というものが存在します。
つまり、仕事のデキる人は、隣の芝生が自分に適性があるかは外から見ているだけでは不明だと知っているということなのです。
何人も雇ってきて思うけど、他じゃ落第してた子がうちに来て大活躍する時もあるし、ホント適正ってあるわよねぇ。
そういうものなんですね!
今いる芝生を青くする方法を知っている
4つ目は、「今いる芝生を青くする方法を知っている。」です。
隣の芝生がどうこうではなく、今いる環境をどれだけ楽しめるかに注力するということですね。
しかも、仕事がデキる人は皆すべからく「自分の型」を持っています。
そして、今の環境でその型の効力をどう最大化するのかも知っていることが多いのです。
私の型…そうね、なんでも一旦お金で解決。かしら。
セレブのお戯れ!
隣の芝生が青く見えてしまった時は
しかし、こういったポイントを押さえていたとしても、万が一隣の芝生が青く見える時があるかもしれません。
そういった際の心の持ち方についても紹介していきましょう。
今の芝生が青くなくなった理由を考えてみる
隣の芝生が青いというのは、今の環境との相対的な評価なので、では「なぜ今の芝生が青く感じなくなったのか」について考えてみると良いかもしれません。
・今の環境の何が不満なのか
→細分化したら、表面的ではない理由がわかるかもしれません。
・不満なことに対して、それはいつまで続くものなのか
→時間は、実は殆どのことを解決しますし、永遠に続くものはありません。
・他責ではなく、自責で捉えたら解決策が見い出せるか
→人のせいにしていると解決が遅い、もしくは一向に解決しません。
「そういう瞬間もあるさ」と楽観的に捉える
今までの紹介で、
「隣の芝生が青く見える」=「未熟」「悪」
というように受け取ってしまったかもしれません。
しかし、感じ方や考え方も人は日々変わりますし、身体の体調、心の体調一つで大きく変わってきます。
重くとらえ過ぎず、「そういう瞬間もあるさ」と考えることも心の健康を保つ為に必要だったりしますね。
自分の芝生を楽しもう
青さを比べることに大きな意味があるでしょうか。
今の環境を楽しみ、楽しめる環境の中で最大限の努力を継続できるよう、取り組んでいきたいですね。
コメント