仕事がデキる人が上司にする的確でギリギリな注意5選
仕事がデキる人はイエスマンでは無い
仕事がデキる人とその上司。
どのような関係性を想像するでしょうか。
もしかしたら、上司の言う事をすべて聞く、イエスマンを想像する人もいるかもしれません。
しかし、現実はそういった関係性であればその人は二流と言っても良いのでは無いでしょうか。
組織はそもそも一人一人の力を合わせ、1+1=2ではなく、3にも4にもすることで発展していく為、それが上司だとしても言うべきことは言う必要があります。
今日は、仕事がデキる人が使っている上司への注意ベスト10を紹介していきたいと思います。
仕事がデキる人が上司にする的確でギリギリな注意
「現場の仕事は我々に任せて下さい。」
プレイングマネジャーは何か具体的な仕事をしていないと心が落ち着かない生き物です。
自分がサボっていると考えてしまうんですね。
つまり、本来の仕事に気が付いて貰う必要があります。
それは部下達より少し先の未来の準備をする事なのですが、それをわかっていない上司が非常に多いです。
木を見て森を見ずという状態と言えます。
ただし、時には枝葉を見ること、そして現場、現物、現状の三現主義を貫くことは大切ではあります。
「横並びで仕事して自己肯定感を高めてんじゃねーよ!」って言えばいいんですね。
語気が強い!
「中期的な視点での判断をお願いします。」
1つ目と似通ってますが、これは何かしらの上申をした時に使う一言です。
単年度予算主義で活動している会社が多いと、部や課にまでも予算が組まれることが多いです。
そうすると、どうしても期や年度で成果を問われる為、目の前の数字に注視してしまいます。
本来、中期的且つ永続的な発展を組織体として目指す場合、短期的な視点だけの判断はその存続を危ぶむことになりかねません。
近視眼的になっている状態から視点をずらす必要がある時にこの一言が必要なんですね。
ただし、今期を生き抜けない組織は来期に存在しているかの約束が出来ないので、判断が難しい場面もあるかもしれませんね。
「目の前の小銭に目を眩ませてんじゃねーよ!」って言えばいいんですね!
だから語気の強みどうにかならんの!
「残業ありきの計画はマズいですよ」
働き方改革によって、残業時間の規制も厳しくなってきました。
今の上司世代はおそらく、若手の頃に月100時間や200時間の残業を原体験している世代です。
ついつい、さまざまな計画を立てる上で無意識に残業ありきの頭で考えてしまいます。
そもそも、無理やり創出した時間だけで豊かな生活を送れるとは思えませんが、法律を破るわけにはいきません。
法令違反とは犯罪です。
昔は企業間の談合やカルテルが度々行われてきましたが、昭和22年(1947)4月14日に独占禁止法が制定され、これらは禁止されました。
カルテル:同一業種の各企業が独占的利益を得ることを目的に、競争を避けて価格の維持・引き上げ、生産の制限、販路の制定などの協定を結ぶ連合形態。日本では独占禁止法で禁止されている。企業連合。
談合:競争入札の参加者どうしが落札者と価額とを前もって決める、不公正な話合い。
法律で禁止されてから50年以上が経った今でも談合がゼロにはなっていないことから、こういった古い慣習はなかなか抜け出せないという事がわかります。
残業規制についても、同じことが言える為、まだまだ組織的な定着までは時間が掛かるといって良いでしょう。
「ブラック企業の申し子かよ!」って言えばいいんですね!
そろそろ上司が可哀そうになってきた!
「価値を生まない内向きな仕事を出来るだけ排除して欲しいです。」
これも企業あるある、特に大企業あるあるなのですが、内向きの仕事が異常に多い場合があります。
報告の為の資料作りとか、報告の為の資料作りの資料作りとか、笑いごとのようですが本当に存在します。
基本的に上司はその上の上司からの方針を元に、下のメンバーを育て、日々の業務を改善させながら遂行させるというのが主な役割です。
ですが、その他の付帯作業や小集団、社内プロジェクト、タスクフォースや社内コンソーシアムなどなど、手を変え品を変えの色々な役割を与えられてしまいます。
そこから、本来やるべき、利益を出すという企業の存在前提条件をクリアしながら、ただ一つの目標、顧客に自分たちが創る価値を提供する。というものに関わらないものを排除していかなくてはいけないのですが、これが出来ていない場合が多いんですね。
一度、日々の業務に追われるだけでなく、しっかりと考え抜いた取捨選択をするべきだということに気が付いてもらうための一言なんですね。
「中の顔色ばっかり伺ったコウモリ野郎が!」って言えばいいんですね!
口の悪さに磨きがかかっている!
「〇〇さんの雰囲気が伝播しますからね、ポジティブにいきましょう!」
今までの4つに比べると、ちょっとパンチが弱い気がしますが、実は一番効果的だったりします。
上司の役割は先ほど、「その上の上司からの方針を元に、下のメンバーを育て、日々の業務を改善させながら遂行させる」と紹介しましたが、これは上司一人が孤軍奮闘してどうにかなるものでもありません。
配下のメンバーそれぞれが仕事に対してどう向き合うかが生産性に大きく影響します。
そのことを忘れず、明るく前向きに仕事に取り組めるような雰囲気作りを上司はしていく必要があるのです。
「暗い顔して…どうした?話なら聞くよ?」って言えばいいんですね!
立場逆転すな!!
信頼関係を構築し、あくまで私利や私欲とは切り離された意見として言おう
仕事がデキる人が上司にする的確でギリギリな注意はいかがだったでしょうか、
これを言うには2つのポイントがあります。
1.信頼関係が構築されていること
2.私利私欲とは切り離された意見として
当然、上司部下関係なく、信頼関係が結べていない人の意見は聞けませんし、本当にその組織や上司の為を思っているかは重要な要素です。
これらをクリアした上で、ガンガン意見をぶつけていきましょう!
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