同期の中で優秀だと思われる新入社員の特徴
新入社員が会社に入って3か月が過ぎました。
仕事にも少しづつ慣れて来たころではないでしょうか。
入社当初は同じタイミングで入った同期が心の拠り所だったと思いますが、そろそろ身近なライバルとして同期の事を意識し始める人もいると思います。
今回は、そんな同期の中でも上司や先輩に優秀だと思われる新入社員の特徴についていくつか紹介していきたいと思います。
優秀だと思われた方が良い理由
ではまず、「優秀だと思われた方が良い理由」について紹介していきます。
・難易度の高い仕事を任される可能性がある
最初の理由は、難易度の高い仕事を任される可能性があるということです。
人は仕事を通して成長する割合が大きいです。。
環境が人を創ると言い換えても良いかもしれませんが、与えられた仕事次第で半年、1年2年のスパンで考えると大きなスキルの差に繋がっていきます。
自己啓発でスキルアップする人もいますが、強制的に成長するには仕事での実践が一番の近道だと言えるでしょう。
・優秀な先輩、上司との関係性が生まれる可能性が高くなる
「類は友を呼ぶ」とも言いますが、優秀な先輩や上司は、常に先を見て仕事をしているため、今後自分が担っている仕事や役割を任せられる、または自分に持っていない要素を持っている人を探しています。
優秀な人の噂は上司や先輩を通して近い関係の人に共有されていきます。
そうすると、1つ目に書いた「難易度の高い仕事を任される」または優秀な人のもとに召集される可能性も高くなってくるという好循環が生まれます。
・人事評価は昇給や昇進、ボーナスに直結する
これは「当然でしょ」とも思いつつも、流れを理解していない人が多いので記載しておきます。
ボーナスに関してはわかりやすいですが、多くの会社の場合、昇進に関してはそのタイミングの数年前から候補生としての名前が出ている必要があります。
平社員の間の細かいレベルのアップに関しては関係ない場合もありますが、少なくとも主任、係長や課長クラスへの昇進から候補出しが事前に行われています。
この候補出しのタイミングを考えると、若い頃からある程度の優秀さで目をかけて貰っておく必要があるんですね。
優秀だと思われた時の弊害
では逆に、優秀だと思われた時の弊害についても紹介していきましょう。
・将来的に伸びる新領域の仕事が出来ない可能性がある
優秀な人は即戦力化が求められます。
つまり既存事業、現時点の花形部署で仕事が出来る可能性はあるのですが、逆に、投資期間的な新領域へのチャレンジが出来るアサインをされない可能性があります。
この手の新領域は、教科人材としての教育も実施されますが、即戦力をそういった場所に送り出してくれる上司先輩は少数派だと言えます。(本当に優秀な人は長い目でみてそういったアサインをする可能性はありますが)
・すごく働かされる
働き方改革法案が施行され、長時間残業リスクは減ってきているとは言えますが、優秀な人に仕事が集中することに変わりはありません。
少し前まで学生だった人にとって、ヘビーな労働は身体に支障をきたす可能性があるのは想像し易いですよね。
優秀だと思われる新入社員の特徴
では、優秀だと思われる新入社員の特徴を紹介していきましょう。
1.素直にアドバイスを吸収する
2.出来ない事を正確に理解している
3.とりあえずチャレンジする
4.相談相手が多い
5.わからないことを放っておかない
の5つを紹介します。
素直にアドバイスを吸収する
1つ目は、「素直にアドバイスを吸収する」です。
いくら優秀だったとしても、新入社員レベルでは一部の天才を除き、経験を積んだ優秀社員の半分の結果も出せないことの方が殆どです。
そういった中でその後の成長を左右するのが、素直さだと言えます。
例えどんな先輩や上司でも、その人の良い面や吸収すべきアドバイスを聞き入れることが出来るかは、上司や先輩も注目している部分だと言えます。
出来ない事を正確に理解している
2つ目は、「出来ない事を正確に理解している」です。
出来ることを語れる人は多いのですが、出来ないことを語れるかどうかは優秀さを決める上で非常に重要な要素といえます。
出来ない事を認知していれば、そこからの判断と行動に繋げられますからね。
上司先輩としても、その新入社員が出来ない事を明確にしていると、仕事のアサインや育成計画も立てやすくなります。
とりあえずチャレンジする
3つ目は、「とりあえずチャレンジする」です。
出来ないことを正確にわかっていても、それに対して及び腰でチャレンジしないのであれば、成長は見込めません。
少しくらい無謀でも、チャレンジさせることで人が大きく成長することを上司先輩は理解していますから、前向き、前のめりにチャレンジする新入社員を優秀だという評価をするのです。
相談相手が多い
4つ目は、「相談相手が多い」です。
社内外の人脈構築力と言い換えても良いかもしれませんが、チームで仕事をしていく上で、その人の相談に乗ってくれる、力を貸してくれる人の多さは結果に直結していきます。
上司部下も、その新入社員がどのような人脈をすでに持っているか、作ろうとしているかに注目しています。
わからないことを放っておかない
最後は、「わからないことを放っておかない」です。
仕事をし始めると、自分ではわからない言葉や要素が数多く出てきます。
それをわからないまま放っておくかどうかで、基礎力の広さや深さに直結していく為、どう向き合うかについても注目されていると言って良いでしょう。
同期と競っているようではまだまだ
優秀な新入社員の特徴について紹介しました。
このポイントは当然クリアしていきたいですが、視点をどこに持つかは更に大切になります。
「同期の中で〇番だ」
などと言っているようでは周囲が驚く結果は出していけません。
数段上の先輩上司をライバルと見定め、圧倒的な行動力で成長していきましょう。
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