優秀な人から超優秀な人になる為の4つのポイント(気遣い編)
あなたの周りに優秀な人はいますでしょうか。
おそらく、パッと3,4人は想像出来ると思います。
では、その上で「超優秀な人」を想像してみて下さい。
その人はどのような特徴を持ち合わせているでしょうか。
今回は、「気遣い」というポイントにおいての、優秀から一歩抜きんでた「超優秀な人が持ち合わせている4つのポイント」を紹介していきたいと思います。
これをマスターすれば、優秀から超優秀にグレードアップできるよ!
私も経営者として部下を育てる上で気になるわ~。
超優秀な人が持ち合わせている4つのポイント
超優秀な人が持ち合わせているポイントを紹介していきます。
発言するタイミングを0.1秒単位で間違えない
1つ目は、「発言するタイミングを0.1秒単位で間違えない」です。
例えば検討会や会議において、優秀な人も、超優秀な人も、その場の最適解や相手が知りたい情報を的確にアウトプットすることが出来ます。
では、優秀と超優秀の違いは何でしょうか。
それは、タイミングと言って良いでしょう。
ある仕事上の課題に対する解決策の議論をお客様している場面があったとします。
解決策が出たタイミングで、その解決策に対する何かしらのリスクというものが存在する場合を考えてみましょう。
お客様が
「でもそれだと○○というリスクが存在するよね」と発言した後に、
それに一瞬後から同意するのと、
「リスクについても認識合わせをしておいた方が良いですね。具体的には〇〇という…」
と、先にあなたが言い始めた場合を比べると、印象が全然違うことは想像できますでしょうか。
後からの同意は、
・私が言わなければこの人はリスクに気が付かなかったのではないか
・ちゃんとリスクまで考えながら議論をしているのだろうか
などと悪い印象になる可能性がありますね。
なお、勘違いしてはいけない、ここでのポイントは
「遅いことが弊害になることは多く存在するが、早ければ早い方が良いというものでもない」
というものです。
相手が言ってから同調した方が良い場面もあります。
超優秀な人は、この絶妙なタイミングを非常にうまく使いこなしているのです。
これはすごくわかるわ。1秒も違わなくても、こっちのリズムにあって無いと秒数以上に評価に差が出るわね。
自分が話したい内容を相手が聞きたい内容に変換する
2つ目は、「自分が話したい内容を相手が聞きたい内容に変換する」です。
優秀な人は、議論の中でも自分が正しいと思える発言を上手にすることが出来ます。
その為の論理的な整理やわかりやすい発言に置き換える技術もあると言えます。
そして、超優秀な人がここにどういったプラスαをするのかというと、相手が聞きたい内容に変換するというものです。
立場やタイミング、その場の状況で聞きたい内容も刻一刻と変化していきます。
10秒前であればコスト面が一番気になっていたとしても、今この瞬間は納期面が一番気になっているかもしれません。
「相手側の立場で一番聞きたい視点や内容」を想像し、その解答をしていくのです。
例えば3つのポイントがある中で、一番気になっているポイントから話すのか、それは最後にした方が良いかなども、そういった事も考えながらフレキシブルに対応しているんだね。
わざと一歩引いた意見を出して相手を冷静にさせる
3つ目は、「わざと一歩引いた意見を出して相手を冷静にさせる」です。
意見出しも終盤に入り、全員一致の熱が高まっていたとします。
優秀な人はそこで一体感の熟成や合意に向けた段取りをすると思いますが、超優秀な人は、必要あればわざと別の意見を出して全員をクールダウンさせます。
ここには2つポイントがあって、
・視野の広さと視座の高さをもって、本当に正しい状態なのか見極める
・一度冷静にしてから再加熱することで、より強固な一体感の熟成が出来る
というものなのです。
間違えると、「KY(空気読めない)」な人になって終わるから、気を付けてね!
たまにいるわね。タイミングを逸して優秀だけど場を固まらせてしまう子
徹底的に相手の時間で行動が出来る
4つ目が、「徹底的に相手の時間で行動が出来る」です。
優秀な人は、時間の使い方が上手く、生産性が高いと言えます。
しかし、超優秀な人は自分の時間の使い方以上に、相手の時間の使い方が上手いのです。
仕事の重要度と難易度、掛かる所要時間を、常に相手目線で決めることが出来るのです。
また、相手の為にとにかく早く仕上げたり、連絡を取ったりというものでもありません。
・早くボールを渡し過ぎると相手へのプレッシャーになってしまう
・午前中に連絡した方が喜ぶ相手
・夜型なので、それに合わせて指示を与える
等々、相手の時間で行動する為の色々な要素や判断基準の引き出しを持ち合わせているのです。
仕事は速いけど、相手想いじゃないってのが優秀止まりの人だね。
超優秀を目指すことで得られるもの
気遣いにおける超優秀な人の4つのポイントはいかがでしたか?
目標を高く持ち、それに向かって努力しても、現実とのギャップはそれを下回ることが往々にしてあります。
優秀を目指したら優秀になれるか、優秀ではないかのどちらかですが、超優秀を目指せば、少なくとも優秀な人になれる気はしませんか?
また、その高みを目指すことで、「超優秀な人がどういった思考でどういった工夫をしているか」が見えるようになるのも副次的な効果と言えるでしょう。
是非、4つのポイントを実践してみて下さい。
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